※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。
◆『Goddess Order』

4月2日、Kakao Gamesがスマートフォン向けに配信予定の『Goddess Order』が新たなキービジュアルを一部の地域にて解禁しました。本作は2021年に開発元のLOAD COMPLETEとKakao Gamesがパブリッシング契約を締結し、2023年にグローバル配信を予定していた、緻密なピクセル調グラフィックスが印象的な横スクロールアクションRPG。
しかし、2024年初頭にLOAD COMPLETEは自社開発スタジオを新法人PIXEL TRIBEとして分社化するなど、LOAD COMPLETE内の組織構造改革の影響を受けて、なんやかんやと配信時期が伸びることに。
同年3月にはようやくグローバル版の公式Xが始動しましたが、9月以降めっきりと情報発信が途絶えていたのです。韓国の大型ゲームイベント「G-STAR 2022」で出展され、期待していた本国プレイヤーたちもそれなりに多いため、今回のキービジュアル解禁は朗報になりました。




◆『代号:界』

4月2日にbilibiliで公開された『代号:界』の実機映像が、公開から2日間で540万再生を突破しました。本作は中国の唐王朝末期を時代背景とする、妖×東洋ファンタジーなオープンワールドRPGです。プレイヤーは人間界、妖都、霊界、神域と、主に4つの世界をそれぞれ冒険していくことになります。
妖怪をテイムして操ったり、仙人同士のド派手なバトルが展開されたり、都中をパルクールの要領でフリーランしたりと、美しいビジュアルを存分に活用。また、中国の伝統的な思想や神話に基づき、修行を通じて仙人を目指していく「修仙」という人気ジャンルをベースにしています。
『代号:界』プロデューサー・甜少氏は、公式アカウントを通じて、5月16日に初となるベータテストを告知しました。公開された動画とこの投稿をきっかけに、多くの中国国内ユーザーたちから注目を集めています。




◆『Black Beacon』

4月10日には中国国内に先駆けて『Black Beacon』のグローバル版が正式リリースを迎える予定です。サービスは韓国、日本、中国本土を除く国と地域を対象に順次拡大していくとのこと。『Black Beacon』は、『鳴潮』や『パニシング:グレイレイヴン』で知られるKURO GAMESの元社員が2021年に立ち上げた、スタートアップ企業のMINGZHOU Technologyが開発するアクションRPG。同社はTencentからも出資を受けていることが知られています。
中国国内では3月初頭にベータテストを終えたばかりで、記事執筆時点ではまだ配信日が公表されていません。既にベータテストをプレイした多くのユーザーから好評で、直近では非常に期待されているタイトルです。本特集ではこれまでも度々『Black Beacon』を擦ってきましたが、ついにグローバル版が正式リリースを迎えるということで、なんだか感慨深い気持ちになります。



