
ニンテンドーダイレクトは、任天堂がYouTubeやニコニコにて配信しているWebコンテンツです。2011年10月から配信が始まり、今後発売を予定するゲームソフトについての情報などを紹介しています。
この記事では「ニンテンドーダイレクト 2025.4.2」でニンテンドースイッチ2と合わせて発表された作品の中から、注目の任天堂系タイトルを5つ紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
◆2025年6月5日(木)『マリオカート ワールド』
『マリオカートワールド』は、国民的レースゲーム「マリオカート」シリーズの最新作です。見渡す景色すべてが繋がっている“ひとつながりの世界”の至る場所で、シリーズ最多24人での熱いレースが楽しめます。
シリーズお馴染みのモード「グランプリ」では、4つのコースの道のりが繋がり、道中でもレースが繰り広げられるようになりました。
新モード「サバイバル」では、広い世界を端から端までノンストップで駆け抜けましょう。レースは24人でスタートしますが、道中のチェックポイントを決められた順位内で通過できなければそこで脱落となります。一瞬のミスが運命を分ける、まさにサバイバルなレースが楽しめそうですね。


筆者が個人的に最も気になったのが広い世界を自由気ままに走ることができる「フリーラン」です。コースを外れて自由気ままに走り回れるほか、フレンドとドライブをしたり、記念写真を撮ることもできるとのこと。まさに“ひとつながりの世界”を楽しめるモードといえます。
ゲーム全体の自由度が上がり大幅な進化を遂げた「マリオカート」シリーズ最新作は、ニンテンドースイッチ2と同日発売です。また、スイッチ2とのセット販売も行われますのでこちらも注目ですね。
◆2025年6月5日(木)『Nintendo Switch 2 のひみつ展』

『Nintendo Switch 2 のひみつ展』は、ニンテンドースイッチ2のさまざまなテクノロジーや機能を図や映像で見たり、ミニゲームやテックデモを通して実機の体験ができるソフトです。
プレイヤーは、巨大なスイッチ2の上を歩いて展示物を巡っていきましょう。気になる吹き出しがあれば、調べたり、話しかけたりすることで“ひみつ”を知ることができます。
ミニゲームやテックデモでは、Joy-Con 2に内蔵されたマウス機能とジャイロセンサーを使って、ゴルフクラブの位置と角度を体感的に操作してカップインを目指す「スピードゴルフ」や、コンピュータによる物理演算とJoy-Con2に内蔵された「HD振動2」によって、マラカスを振った時の振動を再現する「物理計算マラカスデモ」など、スイッチ2の奥深さを体験できる遊びが盛り沢山となっています。
基本的な機能の解説から、言われなければ気が付かないようなものまで、ニンテンドースイッチ2の“ひみつ”を学べる本作。価格が比較的お手ごろとなっていますので、入門ソフトとして遊んでみてはいかがでしょうか。
◆2025年7月17日(木)『ドンキーコング バナンザ』
『ドンキーコング バナンザ』は、任天堂の看板キャラクターの1人「ドンキーコング」を主人公とした3Dアクションゲームです。
本作では黄金のバナナ「バナモンド」を手に入れるため、ドンキーコングは見渡す限りの草原や、夕日に染まる荒野など、雄大な景色が広がる地下世界を冒険します。唯一無二のパワーで敵はもちろん、フィールドの壁や地面まで全てを破壊しながら攻略していきましょう。

地面を壊して破片を手にすれば、それをブンブンと振り回したり、破片に乗ってスケートボードのように移動することも可能です。ドンキーコングらしい豪快なアクションが楽しめます。

キャラクターデザインが刷新されていることにも注目です。『スーパードンキーコング』から『マリオカート8 デラックス』までとは異なり、アーケード・ファミコン時代や映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に近いデザインに変わっています。

ニンテンドースイッチ2の性能を活かした3Dアクションに注目の作品です。
◆2025年冬『ゼルダ無双 封印戦記』
『ゼルダ無双 封印戦記』は、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の過去の世界、太古の封印戦争を描く作品です。
詳細は明らかにされていませんが、PVではゼルダ姫とラウル、ミネルが、魔王の軍勢に立ち向かう様子が紹介されています。4K/60fpsや1080p/120fpsに対応したスイッチ 2で、ゼルダたちの無双っぷりが楽しめるのは面白そうですね。


前作『ゼルダ無双 厄災の黙示録』では、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の100年前を描き高評価を得ただけに、今回も期待が大きい本作は間違いなく注目の一作です。
◆2025年『カービィのエアライダー』
『カービィのエアライダー』は、2003年にニンテンドーゲームキューブ向けにリリースされた『カービィのエアライド』の流れを汲む、22年ぶりの完全新作です。
『カービィのエアライド』は、カービィが「エアライドマシン」と呼ばれる乗り物を操ってレースを繰り広げていくゲームで、道中に出現する敵をコピーして敵を倒したり、スピードアップをしたりなど、カービィならではのレースアクションが楽しめます。
本作の詳細はまだ不明ですが、前作を手がけた桜井政博氏がディレクターを務めるとのことで、早くもファンの間では盛り上がりを見せています。


一方で開発スタジオは、ゲームキューブ時代のハル研究所ではなくバンダイナムコスタジオが担当することが判明しました。同スタジオは『大乱闘スマッシュブラザーズ for』『SPECIAL』など任天堂タイトルを数多く手がけているので、この変化が作品にどのような進化をもたらすのか、続報に注目していきましょう。
以上、「ニンテンドーダイレクト 2025.4.2」で発表された任天堂系タイトル5つの紹介でした。いずれも発売はまだ先ですが、今後の続報に期待して待ちましょう。