◆プロデューサー・平澤信之介氏ミニインタビュー
――『アナザーエデン』8周年を迎えての感想を教えてください。
平澤信之介氏(以下、平澤)運営型のタイトルを8年続けるのは難しいなか、大勢のファンのみなさんに支えられてここまで来られました。うれしさと感謝の気持ちでいっぱいです!
――7周年直前生放送の会場のテーマは「未来」でしたが、今回の8周年直前生放送のテーマを教えてください。
平澤去年は発表内容が未来に紐づいたものでしたので、会場も未来をテーマにデザインしました。今年はメインストーリーが大きな区切りを迎えることもあり、「大きな終わりと始まり」をテーマにしています。
――この1年間を振り返って特に印象に残ったことを教えてください。
平澤長い間望まれていたガリアードの外伝をお届けできたことですね。しばらくフォーカスされていなかったキャラに光を当てることができて、長く遊んでくれている方に喜んでもらえる1年にできたのかなと。全国を回るファンミーティングなど、ファンのみなさんと触れ合う機会も増えて、よい1年だったと思います。
――2024年は8月に『THE KING OF FIGHTERS』、12月に『ライザのアトリエ』と2回もコラボが実施されました。コラボを厚くすることは当初から意識されていたのでしょうか。
平澤本作は毎年冬にコラボを実施させてもらっています。しかし、昨年はとてもよいご縁に恵まれたので、8月にも『KOF』とのコラボを実施できました。最初からコラボを増やそうと意図していたわけではないのですが、今後もよいご縁があればぜひ取り組みたいと思っています。
――8周年アップデートの目玉を教えてください。
平澤やはり、クライマックスを迎えるメインストーリーですね。シナリオの加藤正人さんが(本作制作時の)10年前からずっと構想してきたひとつの区切りをチーム一丸となって描きますので、10年越しの結実をぜひ見届けていただきたいです。そして、今日はそこからさらに「先」を感じてもらえる発表をしますので、その思いもみなさんに伝わるといいなと思っています。
――『アナデン』は8周年ですが、平澤氏がプロデューサーに就任されてからもちょうど2年になります。この2年間を振り返ってみていかがですか。
平澤プロデューサーのバトンを引き継いだのは、本作が6周年のときでした。運営型ゲームは6年も経つとどうしてもあちこちにガタが出てきてしまうので、通常の運営をしながら、コストを割いてあちこちにテコ入れをしていく2年間だったなと感じます。その甲斐があり、「より遊びやすくしよう」と思っていた部分がきちんと形になってきました。今後もよい形で運営を続けていける準備が整った2年間にできました。
――『アナデン』が8年もの間サービスを続けてこられた理由はどこにあると分析していますか。
平澤本作は初代プロデューサー(初代プロデューサー兼ディレクターの高大輔氏)が「ソーシャルゲームをやめてみた」とコンセプトを発表したことから始まりました。それ以来、スタッフが一丸となって、そしてときには歯を食いしばりながらも「よいストーリーと、おもしろいRPGをお届けする」という思いを貫いてきたことが、8周年という数字につながっていると思います。
――再来年には、さらに大きな節目となる10周年を達成します。そこへ向けての意気込みを教えてください。
平澤メインストーリーが大きな区切りを迎えることで「これからは何を楽しみにしていけばいいんだろう」というのは気になる部分だと思います。今日これからの発表も含めて「これからはこういう“ワクワク”が待っているよ」というのをさまざまな形で出していきたいなと思っています。同時に、10年目以降も運営をしっかり続けられる改善を行っていきます。
――最後に『アナザーエデン』ファンへメッセージをお願いします。
平澤応援してくださるみなさんのおかげで、こうして8周年を迎えられました!本当にありがとうございます。アルドたちにはこれからもたくさんの冒険の旅が待っています。それが分かる情報もたくさん出していきますので、引き続き応援をよろしくお願いします!