KURO GAMESは、オープンワールドRPG『鳴潮』の公式X(旧Twitter)を4月21日に更新。19日に行われたアニバーサリー記念番組「Ver2.3予告特別通信」に不備があったとして謝罪しました。
◆周年記念の期待とは大きくかけ離れたものだった
本番組では、リリース1周年を飾る最新バージョンのアップデート内容を紹介。運営チームも開発リソースを適切に配分し、アニバーサリーにふさわしい、気軽に楽しんでもらえる内容を目指していました。しかし、番組の終了後、プレイヤーから多くの提案や意見が寄せられ、その中には一部批判の声も含まれていたといいます。
これを受けてKURO GAMESは、「この度の計画内容は、周年記念という節目に対する漂泊者(※プレイヤーのこと)の皆様のご期待とは大きくかけ離れたものでした」とコメント。
続けて「予告通信におきましては、番組構成や表現方法に不備があり、皆様のご期待を裏切る形となり、ご不快な思いをおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。運営チーム一同、情報伝達やコンテンツ準備、ならびに計画段階における不手際を痛感しており、深く反省しております」と謝罪しました。
本件のお詫びとして、今週中に「金髓の波模様×10」「鍛潮の波模様×10」「唱喚の渦模様×10」をもらえるログインボーナスを実施。また、プレイヤーへの感謝の気持ちを伝えるための関連施策を準備中としています。
◆海外コミュニティでは「周年報酬が不十分だ」と批判の声
KURO GAMESがこのお知らせを掲載するに至った経緯の1つとして、海外コミュニティを中心に「1周年報酬が不十分だ」と話題を集めていたことが挙げられます。

海外では「1周年で最高レアの新キャラクターを無料配布する」という根拠のない噂が広まっていたのもあり、真に受けたプレイヤーらがKURO GAMESを強く批判。「もっとガチャ用アイテムを配れ」「最高レアキャラクターを配布しろ」など、暴走気味な要求が多々あがっています。
一方で、こういった無茶な要求をするプレイヤーにも批判の声が集まっており、SNS上では「ただの乞食だ」「厄介なユーザーにすぎない」と指摘。「あまりにも公式が気の毒だ」「こういった中身のないワガママに運営が応えてしまうのは良い傾向ではない」とKURO GAMESを擁護する声も寄せられています。
本件についてSNS上では賛否両論となっているものの、KURO GAMESとしては批判の声を真摯に受け止めた形となります。同社は「継続的なサービス提供にあたり、『鳴潮』にはまだ多くの改善すべき点があることを深く認識しております。今後も改善を重ね、あらゆる面での向上に努めてまいります」とコメントしています。
『鳴潮』はPS5/スマホ/PC(Windows/Epic Games Store/Google Play Games/MacOS)向けに基本プレイ無料のアイテム課金制で配信中。また、Steam向けにも2025年4月29日に配信予定です。
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