
2025年5月3日~4日の2日間、台湾台北市の花博公園争艶館で、同人誌即売会「Petit Fancy 開拓動漫祭42(通称、台湾PF)」が開催されました。
実は夏と冬の年2回開催されている台湾最大級の同人イベント「Fancy Frontier(通称、台湾FF)」と同じ主催が運営し、会場も同じです。こちらの「台湾PF」は5月と11月に開催されており、企業ブースの出展が少ない印象の分、同人イベントとしての色味が強いです。
「台湾PF42」ではロリータ・ファッションやオリジナルのカードゲームを頒布するなど、多種多様なサークルが出展していました。


こちらではイラストや漫画など若手クリエイターの発掘にも力を入れています。7月21日まで国内外在住問わず応募できる「開拓極短編 原創大賞2025」を始め、過去に「開拓極短編 原創大賞」を受賞者を招待したサークルエリアも用意されていました。
さらには、クリエイターが出版社の編集部に原稿やイラストをその場で見てもらえる「出張編集部」といった独自の企画が見られます。



また多数のコスプレイヤーのサークル出展があり、大盛況でした。日本人コスプレイヤーの同イベント参加は少ないものの、韓国やマレーシアから遠征したコスプレイヤーも見られ、ホール外にある広場はコスプレイヤーとカメラマンで賑わっていました。

演奏パフォーマンス/Shang-hui Liao(Instagram:pc_liao)、樂舞流 (紫薫)(Facebook:shirabane204)
それだけでなく、演奏パフォーマンスを披露したり、ラジコンで戦車を走らせたり、剣術稽古をしたりと、他の人に迷惑をかけなければお祭り騒ぎの空間を自由に楽しむ人が多いのも台湾ならではの文化です。

コスプレジャンルを見てみると創作系、『勝利の女神:NIKKE』や『ブルーアーカイブ』、『アズールレーン』、『鳴潮』などのスマートフォンゲーム、「エヴァンゲリオン」や「葬送のフリーレン」などのアニメまで幅広くありました。
本稿では創作を中心に会場で見つけたコスプレイヤーをピックアップしました。
Miyu小咪(Instagram:kotori_0214)【台湾】


Fish(Instagram:cheanfish)【マレーシア】


アストラ『ゼンレスゾーンゼロ』/Stella Koh(Instagram:stella.c02)【マレーシア】


ピョ・ウンジ(Instagram:pyoapple)【韓国】


Helene 海琳(Instagram:helene.tw)【台湾】

