パールアビスのMMORPG『黒い砂漠』は、日本では2015年5月8日にサービス開始しました。今年2025年は、本作のサービスインからなんと10周年を迎える節目の年です。
本記事では、5月5日に東京・有明のTFTホールにて開催された記念イベント「黒い砂漠10周年感謝祭」のレポートをお届けします。
アトラクション満載、まるで縁日!
今回のイベントは、『黒い砂漠』ユーザーの中から、抽選で選ばれた方のみが参加できました。


会場に入る前から、巨大なポスターや等身大パネルがお出迎え。単なる「受付」ではなく「冒険者受付」という掲示にもこだわりを感じ、否が応でもワクワクさせられます。

会場に入ると、10周年を記念した巨大スクリーンがお出迎えしてくれます。大迫力!



この周辺には10年のあゆみを記した年表や、これまでに発売されたぬいぐるみ、フィギュア、レコード、ゲーミングPCなどのグッズが展示されていました。一角にぎゅっと詰め込まれていて、本作の歴史の重みを感じます。
このイベントの特徴は、アトラクションの多さです。ゲーム世界をイメージしたアトラクションが用意されており、冒険者はすべて無料で楽しむことができました。





「[MT伝承] ミスティック、もう一つの力」ではパンチングマシーン、「ボスたちを圧倒せよ黒い祠:In Tokyo」ではめんこ、「[NJ覚醒] 修羅の帰還」では剣を使ったチャンバラ……とアクティブに動くものから、グッズを獲得できる釣り、砂から鉱石を見つける採掘、動物を撃つ狩猟(射的)など多種多様です。どれも楽しく、冒険者の皆さんも夢中になっていました。

フェイスペイントができるエステルームも用意されていました。



かわいいアイシングクッキーなどフード・ドリンクはゲーム内UIのような紹介文付きで目にも楽しい!こうした演出、ニヤッとしちゃいますよね。思わず読みたくなってしまいますし、ちゃんとアレルギー情報が載っているのも助かります。

冒険者には依頼(クエスト)が記された「特別依頼書」が配布され、アトラクションをプレイしたり、好成績を残したりするとシールを獲得。依頼書の裏にはすごろくが描かれており、会場中央の「取引所」に行くと入手したシールの回数分サイコロを振ることができます。コンプリートするとクレーンゲームに挑戦でき、中からはゲーム内アイテムのシリアルコードがゲットできたそうです。嬉しすぎる……!
特にユニークだった依頼は、「GM名刺交換」。会場内に9人いるGMに話しかけて挨拶し、名刺を交換することでシールが入手可能でした。もちろん冒険者同士でも名刺交換ができるため、会場にいる皆さんがそれぞれ自主的にコミュニケーションを取り、中を深めていく様子が会場の各所で見られるという素敵な空間でしたよ。
今回のイベントは参加人数が事前に決まっていたほか、会場は広めだったので、混雑しすぎて回れない……という状況はゼロ。無理せずすべて回れる上、疲れたら休憩できる椅子やテーブルがしっかり用意されているのも良いところでした。
会場にはステージも設けられており、ステージイベントも開催されました。濃密な10年の振り返り、募集したファンアートが集った「芸術祭」の結果発表や生演奏など、楽しげな催しが多数行われました。なんと終盤には、ライブサービス総括のチャン・ジェソク氏もサプライズ登場しました。
「黒い砂漠10周年記念感謝祭」は、節目のイベントということもあり、非常に豪華で楽しい素敵なものに仕上がっていました。参加した冒険者の皆様からも本作への愛情が伝わってきましたし、もちろん運営側からも全力で楽しませようという情熱を感じました。次の10年も、本作は愛され続けるMMORPGとなりそうです。
