
任天堂は5月8日、2025年3月期の決算を公開しました。
同期の連結業績は、売上高が11,649億円(前年同期比-30.3%)、営業利益が2,825億円(前年同期比-46,6%)、経常利益が3,723億円(前年同期比-45.3%)、純利益が2,788億円(前年同期比-43.2%)となっています。
◆スイッチ本体は1,080万台を売り上げ!「スイッチ2」を控えるも順調な販売ペース
当期はニンテンドースイッチ本体の全体販売数が1,080万台(前年同期比-31.2%)、ソフトウェアの販売本数が15,541万本(前年同期比-22.2%)を記録しました。
次世代機「ニンテンドースイッチ2」を控える同機種ですが、1月のスイッチ2予告映像公開後も販売ペースを落とさず、年間プレイユーザー数も1億を上回る規模で引き続き推移しています。


ソフト面では、『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』が748万本、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』が409万本、『ペーパーマリオRPG』が210万本の販売となるなど、新作タイトルが順調な本数を記録。また、『マリオカート8 デラックス』が623万本(累計販売本数6,820万本)を記録するなど、前期以前に発売したタイトルも安定した販売状況が続いています。
また、前期は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』や『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』が販売を大きく牽引していたこともあり、任天堂は「比較すると当期の販売数量は減少しましたが、発売から9年目を迎えたプラットフォームとして堅調な販売状況となりました」と説明しています。
2025年3月期の決算全文は任天堂公式IRページにて公開中です。