カプコン、『モンハンワイルズ』1,000万本突破で「業績に貢献」―2025年3月期決算が発表、12期連続の営業増益

カプコンが25年3月期決算を発表。12期連続の営業増益、10期連続で10%以上の営業増益を達成したほか、『モンスターハンターワイルズ』が1000万本を突破し業績に大きく貢献したとのこと。

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カプコン、『モンハンワイルズ』1,000万本突破で「業績に貢献」―2025年3月期決算が発表、12期連続の営業増益
カプコン、『モンハンワイルズ』1,000万本突破で「業績に貢献」―2025年3月期決算が発表、12期連続の営業増益 全 2 枚 拡大写真

カプコンは2025年5月13日、2025年3月期の連結決算を発表しました。売上高は1,696億4百万円(前期比11.3%増)、営業利益は657億77百万円(同15.2%増)、経常利益は656億35百万円(同10.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は484億53百万円(同11.7%増)となり、12期連続の営業増益と10期連続で10%以上の営業増益を達成しました。

◆『モンハンワイルズ』が業績に大きく貢献!

主力のデジタルコンテンツ事業では、2月発売の『モンスターハンターワイルズ』(PS5、Xbox Series X|S、PC向け)が全世界で1,000万本を突破し、業績に大きく貢献しました。また、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』や『モンスターハンターライズ』などのリピートタイトルも好調に推移し、「モンスターハンター」シリーズの累計販売本数は1億本を突破しました。

デジタル販売比率は90.1%に達し、パッケージ販売からデジタル販売へのシフトが一層進んでいます。海外販売比率も83.8%と高水準を維持し、グローバル展開の成果が表れています。総販売本数は5,187万本(前期比13.0%増)となり、そのうちリピート作品が3,949万本(同8.8%増)を占めています。

アミューズメント施設事業では、「カプセルラボ 神戸南京町店」など5店舗を新規出店し、売上高は227億50百万円(前期比17.6%増)、営業利益は24億32百万円(同30.2%増)と大幅な増収増益となりました。

アミューズメント機器事業も『モンスターハンターライズ』(21千台)、『バイオハザード5』(12千台)などのパチスロ機を投入し、売上高は156億13百万円(前期比73.1%増)、営業利益は67億1百万円(同62.8%増)と大きく伸長しました。

eスポーツ分野では、『ストリートファイター6』を用いた「CAPCOM Pro Tour 2024」を世界各地で開催。3月に両国国技館で開催された「CAPCOM CUP 11」と「ストリートファイターリーグ:ワールドチャンピオンシップ 2024」には計1万4千人が来場し、オンライン総視聴数は1,000万回以上を記録しました。

◆2026年3月期の見通し

2026年3月期は、売上高1,900億円(前期比12.0%増)、営業利益730億円(同11.0%増)、経常利益700億円(同6.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益510億円(同5.3%増)を計画しています。また『カプコンファイティングコレクション 2』や『鬼武者2』のリマスター版を5月に発売予定で、6月にはNintendo Switch 2向けに『ストリートファイター6』と『祢:Path of the Goddess』を発売する予定です。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《編集部》

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