
バーチャルYouTuber事務所・ホロライブプロダクションを運営するカバーが5月13日、2025年3月期(2024年4月1日~25年3月31日)に関してメディア向け決算説明会を行いました。
インサイドでは今回の決算説明会に参加し、他メディアとともに取材を実施。速報記事はすでに掲載されていますが、今回の記事では代表取締役社長・谷郷元昭氏と執行役員兼経営企画室長・金子陽亮氏の2人による説明や質疑応答についてフォーカスを置いて執筆していきます。
大幅な増収増益の決算内容とともに、中長期的な視点にたっての事業説明、またメディアからの質疑応答も含め何が語られたかぜひご確認ください。
※一部の発言や表現を記事向けに修正しています
◆前年比で大幅な増収・増益の決算に
――本日の説明会の進行でございますが、初めに弊社谷郷より決算説明資料に沿ってプレゼンテーションを行いまして、その後、皆様からのご質問を頂戴させていただきます。それではこれより説明会を開始いたします。
谷郷:それではよろしくお願いいたします。2025年3月期通期の業績概要といたしましては、売上高が約434億円、売上総利益は約218億円、年間利益は約187億円、営業利益は約80億円、純利益は約56億円となりました。通期ではTCGおよびMD小売の拡大により、セールスミックスにおけるMDの売上構成比が拡大し、YoYで粗利率が大きく改善しております。
配信コンテンツについては、通期売上高が前年同期比プラス21.9%の約93億円。こちらは所属タレントによる大型配信企画のヒットが継続しており、2023年以降にデビューした国内外の新規タレントの人気化により、ファン層の拡大も進んでいます。
ライブ/イベントについては、通期売上高が前年同期比+39.1%の約78億円。こちらはホロライブENによる北米地域での2ndライブコンサートや、ホロライブプロダクション初のワールドツアーを実施するなど。海外市場における実績を着実に積んだほか、国内外の人気タレントによる大型会場でのソロライブも多数成功し、リアルイベントを通じたファンエンゲージメントの強化とコンテンツのモメンタム創出に貢献しました。
マーチャンダイジングについては、通期売上高は前年同期比プラス64.6%の約205億円。こちらは、2024年9月に販売を開始したトレーディングカードゲーム「hololive OFFICIAL CARD GAME」が想定を大きく上回る販売実績となったほか、小売店販路の拡充やグッズ展開の多様化といった取り組みにより、広範なユーザー層への認知が拡大しました。
ライセンス/タイアップについては、通期売上高が前年当期比プラス29.4%の約57億円。こちらは営業体制の強化により、国内外の取引代理店数及び案件数が着実に拡大しております。2024年度の年央から北米拠点での活動稼働を開始し、現地クライアントとの取引パイプラインも拡充を図っております。今後は、海外の大型ライセンシーの獲得などにより、さらにスピード感をもって同サービス分野の拡大を目指したいと考えております。

通年の売上高成長率をサービス分野別にご覧いただきますと、順調な配信コンテンツ・ライブイベントの売上高成長と並行して、マーチャンダイジングが大きな成長を記録していくことがわかります。今後は、グローバルに拡大しているファン層に対して、しっかりと商品サービスを供給できるように、海外事業の開発やゲーム等の多面的な商品サービス供給の強化が重要になってくると考えております。
結果といたしましては、通期で見ると前年比で大幅な増収増益の決算内容となっております。
昨年9月から開始したTCG事業の収益貢献などを背景として、通期では売上総利益率の改善も見られました。一方で、コンテンツ数の増加と政策の高度化に伴うコスト増などが顕在化しており、今後は事業加熱による収益性改善とオペレーション高度化による経営の筋肉質化を並行して進めることが重要と考えております。
過年度は、当社VTuberの認知度拡大及びコンテンツ供給数の増加に伴い、配信コンテンツやライブイベントといったコスト先行の分野のKPIが大きく伸長いたしました。それらによる費用の増加を背景として限界利益率は調整しましたが、今後はそうしたサービス分野の成長とともに、拡大した新規ファンに対して商品サービスの提供を行っていくことにより、持続的な成長を実現したいと考えております。
マーチャンダイジングの分野の商品出荷数は着実に増加していますが、一方で生産流通に関わるSCM(Supply Chain Management:サプライチェーンマネジメント)の最適化、在庫管理の合理化などの改善点にも注力して取り組んでいく必要が出てきております。
ライセンスタイアップ領域では、取引パイプライン数が着実に拡大しておりますが、海外案件増加には、現地セールス体制の確立やライセンス取引に向けた慣習体制の整備など、さらなる成長のための事業開発上の課題も見えてきているような状況です。
足元でこれらの課題にしっかりと取り組みつつ、中長期での収益拡大につなげていきたいと考えております。



◆VTuberシーンの今後とは?カバー社の中長期戦略は?
谷郷:VTuber業界の競争環境といたしましては、国内および海外で中小のプレイヤーから大手企業までさまざまな形での市場参加がつづいており、市場の裾野が広がってきているような状況です。一方で、当社におきましては、タレントとクリエイターが連動してコンテンツを共創する形でのマーケティング拡大が引き続き実現しており、こうしたコミュニティによるネットワーク効果が新規の参入者に対する競争優勢として働いていると考えております。
YouTuberという存在が世の中に登場してきてまだ10年にも満たないなかで、私たちはこの未定義の産業を切り開くパイオニアとして挑戦を続けていました。創業当初から2020年にかけては、YouTuberという職業にロールモデルが存在せず、表現手法やファンとの関係構築に至るまで。まさにゼロからのスタートでした。

初となるリアルライブを満員御礼で成功させ、30万件以上のSNS投稿が生まれるなど、熱量あるファンコミュニティの手応えを初めて感じた時期です。2020年から2023年にかけては、ファン層が20代から30代前半を中心に拡大し、タレント一人一人が自らの個性に沿ったコンテンツを作るための投資を本格化。配信にとどまらず、音楽・ゲーム・アート、リアルイベントなど多方面への展開が進み、プロデュースノウハウを蓄積されました。企業や自治体との連携を進め、社会的認知も広がりました。
現在地である2024年以降はビジネスモデルが確立し、収益の主軸がマーチャンダイジングやライセンスに移行。リアルイベントの海外展開や自社開発の3D体験空間「ホロアース」など、世界を見据えたコンテンツ創出も始まっております。
ファン層は海外や親世代にも拡大し、経営体制もタレントの多様なニーズに応じて、刷新を進めています。私たちはこの黎明期を、まだ何者でもなかった業界とともにあるに構造的な拡張と調整を重ねながら、次のステージへと進もうとしております。

VTuber市場は、2030年過ぎに約1兆円程度に到達すると予測されている日本発の新産業です。世界で期待され、今後競争が激しくなることが予想されております。グローバルのコンテンツ産業は、2027年には約1兆ドル規模に達すると見込まれており。今後も持続的な成長が見込まれております。
こうした中で、日本初のコンテンツはアニメやゲームを中心に国際的な存在感を高めており、国家戦略としてもクールジャパンを通じた成長産業として明確に続けられております。実際、2023年のアニメ産業の市場規模は過去最高となる3兆3465億円に達し、そのうち海外売上が5割を超えるまでに拡大しました。
政府も新たなクールジャパン戦略において、2033年までに日本発コンテンツの海外市場規模を20兆円へと拡大する目標を掲げております。このように世界市場全体が伸びる中で、日本コンテンツのプレゼンスも着実に高まりつつあります。当社のVTuber事業もこうした成長トレンドの上に立ち、世界市場における新たな日本間コンテンツの担い手として、グローバルな拡張を推進してまいります。

VTuber市場は5年後に黎明期から拡大成長期へと移行することを想定されております。そのために我々はパイオニアとして攻め続けてまいります。
当社がVTuber事業のさらなる拡大に向けて重視しているのが、このスライドにある3つの柱です。
まず1つ目は、幅広いタレント活動の支援です。
タレントが常に新しい表現に挑み、ファンを惹きつけ続けるためには、本人の創造性を尊重し、活動幅を広げる環境を整えることが不可欠です。これは、私たちのビジネスの根幹を支える土台です。
2つ目は、新しい体験の提供です。
表現の陳腐化を防ぐには、組織として新たな技術や演出、コンテンツ設計を常にアップデートし、VTuberだからこそ実現できる没入的で一旦感のある体験を作り出すことが重要です。
そして3つ目は、多様な人材の確保と組織効果です。タレントで表現を最大化するためには、多彩なスキルを持つ人材の力が必要です。組織体制の強化と文化情勢により、持続的な成長を支える基盤づくりを進めています。これら三つの柱に、カバーは今後も中長期的な成長を志向してまいります。

当社は今後、中期経営目標として、2030年3月期に売上高1000億円、営業利益250億円以上を達成することを中期経営目標として掲げます。売上および売上総利益については、タレントへの適切な収益分配を確保しながら、コンテンツやプロダクト、多面展開とセールスミックスの進化を通じて、収益性を改善しつつ、着実な事業規模の拡大を目指してまいります。
営業利益については、制作能力の強化、海外事業開発、デジタルコンテンツ関連事業開発など、広範な成長分野に戦略的に投資してまいります。こうした成長投資と収益機会の多様化を推進する過程においては、期中におけるセールスミックスの変動が想定されるため、中期的には営業利益率よりも営業利益の絶対水準を重視した目標設定としております。
また、新経営体制の下で、人員の再配置や業務プロセスの見直し、販管費の最適化といった構造改革を並行して進めており、収益体質の強化にも継続的に取り組んでまいります。事業基盤の拡張フェーズが一巡した後は、コストの最適化やスケールメリットの発揮により、さらなる収益性の改善余地も見込んでおります。
中期目標はオーガニック成長で到達可能という想定ですが、成長の選択肢として戦略的な提携や外部資源の活用も排除しない考えです。中期的な成長と収益創出の両立を目指し、持続的に企業価値を高めてまいります。
当社は、2030年3月期に向けた中期経営目標の達成に向けて、複数の成長ドライバーを軸に事業拡大を段階的に推進してまいります。特に、グローバル収益基盤の確立および新規事業領域の収益拡大については、中期目標期間の2~3年目以降に本格的な収益を読み込んでおり、今後の成長フェーズにおいて重要な柱となる見通しです。
第1のドライバーは、共創によるコンテンツ供給の強化です。ライブ配信、音楽、ゲーム、アートなど多様な表現領域において、トップタレントを再現性高く輩出することを目指します。これに加えて、コンテンツ制作体制の高度化と効率化を推進し、他社の大型コンテンツやメディアとのコラボレーションを通じてブランド認知の拡大を図ります。これらを支える投資としては、トップタレントの創出に向けた体制整備や、ライブ演出配信技術に関わる研究開発、さらにはアニメなどを制作、リードタイムの長いコンテンツにおける共同制作へ取り組みを進めていきます。
第2のドライバーは、グローバル収益基盤の確立です。北米やアジアといった大消費地を得て、グッズの生産流通体制を強化するとともに、グローバルなライセンス取引の拡大を進めます。具体的な投資としては、海外拠点の運営体制の整備、サプライチェーンマネジメントを支えるデータ基盤の構築、海外マーケティング、そして将来的な資本業務提携やM&Aの検討を通じて、国際展開を加速できる体制づくりを推進してまいります。
第3のドライバーは、新規事業領域の収益拡大です。TCGのグローバル展開やゲーム、「ホロアース」といったデジタルコンテンツ領域における収益力の強化に注力していきます。これに伴い、外部デベロッパー企業との共同開発体制を拡充し、自社IPのデジタルコンテンツ成果を推進するほか、自社開発している「ホロアース」についても、ユーザーの体験を拡張するインフラとして段階を進めていきます。
最後に、人的資本の高度活用です。人材の最適配置の育成により、組織全体のパフォーマンスを最大化し、持続的な成長を支える経営基盤を強化してまいります。これには、管理部門の体制整備によるオペレーションの高度化も含まれており、成長を下支えする組織的対応力の向上を進める想定です。

これら4つの事業拡大ドライバーを通じて、当社は、中期的な事業規模の拡大と収益性の向上を両立し、企業価値の継続的な向上を目指してまいります。
2030年3月期までの5年間で累計500億円程度を上限とする成長投資およびM&Aの実施額を想定しております。対象は、海外事業開発や政策プライス機能の強化、生産物流の最適化、収益の多面化、経営基盤の強化など、中期的な業績貢献を見据えた戦略的領域です。M&Aについても。必要に応じて機動的に検討し、案件ごとに投資効果を慎重に精査してまいります。
以上でプレゼンテーションを終了いたします。これより質疑応答にうつります。
◆谷郷氏「タレント各々のキャリアプラン・人生設計が生まれるタイミングではある」
――答えにくいことだと思うのですが、今年に入ってからタレントさんが卒業されていくパターンが結構あったと思いますが、会社としてどのように捉えているのかみたいなのコメントを頂けますか?。もう一点、「ホロアース」がローンチされましたが、ここまで表ではあんまり見えない状態になっています。「ホロアース」については今後どういうふうな形でお伺いしてもよろしいでしょうか?
谷郷:VTuberというのも、プロダクションの運営が始まってから期間がだいぶ経っています。2017年に始まり、2018年にホロライブ一期生っていうのが始まって、もう6年ぐらい経ってきているなかで、やはりタレントさん各人のキャリアプランだったり、人生設計みたいなものっていうのが発生するようなタイミングではあるのかなと思っています。それぞれタレントさんに個別の事情があって、同じような理由で卒業されるみたいなことではない、そんな理解ではあります。
ただこれまで我々は事業の成長ということに注力しなければいけなかった。それはタレントさんをサポートするため、マーチャンダイジングだったり、ライセンスだったり、営業だったりと、様々な体制を整えなきゃいけないところにリソースを割かなければいけなかった。
それが4月以降の経営体制の変更によって、私がかなりフリーに動ける状況になります。クリエイターさん一人一人が、いまどういう状況なのか、どういうことがやられたのかというところに、より向き合えるような体制になってきていると思います。
いろいろ個別の事情はあっても、我々と一緒にパートナーとしてやっていけるといいなと考えていますので、「コミュニケーションのすれ違いによって辞められる」みたいなことが発生しないように、コミュニケーションを強化しながらタレントさんの成長に応えられるような会社に進化させられるように改変を進めている状況です。

――谷郷さん自らコミュニケーションを今後取ってくることもあるということでしょうか?
谷郷:そうですね。もう外に出ている情報で、タレントさんも配信で話されていますけどが、私が直接話しているっていうような状況です。
我々基本的にはB to B to Cという業態だと思っていますので、タレントさんが事業パートナーでクライアントファーストである性質上、(他社も)主力なクライアントとトップが直接コミュニケーションされているかと思いますので、我々もそういった形で、私が直接コミュニケーションを行っているような状況です
――決算ハイライトの中に、「ホロライブオフィシャルカードが想定を大きく上回る販売実績」という話があったと思うんですけれども、おそらく意外だったという形で「想定を上回る」という形で書かれたと思いますが、なぜここまで販売実績が大きく拡大したのか。その要因をどのように分析されていますか?
金子:ご質問ありがとうございます。意外といっても完全に予見していなかったほどではないんです。国内のトレーディングカードゲームのタイトル別ランキングで、中堅の中でも存在感があるポジションにつけています。ここまで拡大できたというのは、非常に前向きな実績だと思っております。
われわれは単に、絵柄が入っているカード・コレクションカードを売るというよりも、"トレーディングカード"としてしっかりプレイヤーの方がついてきてくれるような施策を、大会運営などを通じてやってきたというのが大きいと考えています。もう一つは、VTuberというのがキャラクターとしての側面とタレントとしての側面を併せ持っているというところがあると思っています。
キャラクターとしてVTuber自身がカードゲームに描かれていることで、トレーディングカードゲーム商品に対する送客する部分を、自身がメディアとなってやっていけるという側面が、他のIPを題材にしたカードゲームだったりに対する差別化になっているんだと思います。
――さっきの卒業の話にもちょっと関連すると思うんですけれども、新しく入ってくるメンバーは、今期に関しては増やしていくお考えがあるのでしょうか?現在の会社規模に関しても、昨年かなり大幅な人員を採用されましたが、今後も人員を増やしていく方針なのでしょうか?

谷郷:一点目に関してですが、対外的には今のところ発表しておりません、というような状況です。会社全体としては、いま既存で所属されているタレントさんや伸びているタレントさん、たとえば宝鐘マリンさんが400万チャンネル登録達成しましたが、本人は500万人行きたいですとコメントもしていましたね。
これからVTuberというのは、300万や400万という世界ではなくて、1000万みたいなチャンネル登録になっていき、よりそのメジャーな存在になっていく可能性があるのかなと思っております。
そんななかで我々としては、いたずらにタレントさんをどんどんと増やすというより、いま既に力を持っていらっしゃるタレントさんの活躍の舞台をより広げることに力を入れている方向性です。その上で、新しい人たちを発掘・育成していくということは、中長期的には必要になってくると思っています。
人員の拡大ペースに関して、過年度よりも少し落ち着いたペースになるという見通しでおります。というのも、新規体制のもとで人員の再配置や既存人員のパフォーマンス最大化を組織立って行なっていきます。
――インサイドの草野と申します。音楽事業に関して2点ございます。国内で開催される会場がアリーナレベルまで大規模になり、すごく喜ばしいことだと思うのですが、一方で複数人のメンバーを集めた上で、中規模の会場で地方公演などを開催する予定などはあるのでしょうか。もう一点、日本在住のタレントの方が日本でライブをしており、森カリオペさんがロサンゼルスで海外ライブを開催されていますが、逆に日本在住のタレントが海外で、または海外で活躍しているタレントさんが日本でソロライブを公演することはありえるのでしょうか
金子:まず一つ目のご質問。地方でグループなどが中規模の応援を行うのかというところは、可能性としてはありえると思ってます。過年度でも、例えば星街すいせいのライブツアーを大阪や九州など、東京以外の地域でやらせていただくことがありました。
ポイントとしては、全国に分布しているファンのコミュニティにしっかりと深い接点を持って温めていく、コミュニティを作っていくということが重要だと思います。その手段はライブコンサートに限らず、ミートアンドグリードみたいなイベントだったりとか、全国でカードゲームの大会予選を行っていくだったりとか、いろんなものがあると思います。その可能性として、ライブコンサートだったり、音楽の視察を行っていくっていうこともあり得るのかなというふうに思います。
もう一つは、日本のタレントが海外で公演をしたり、海外のタレントが日本で公演をやったりという質問ですが、これもありえるかなと思っています。過年度では全世界へのワールドツアーで日本のタレントが一員として加わって公演させてもらったり、あるいは海外のタレントが日本のライブ公演に参加して、日本のファンも大きく沸かせるみたいな部分は見られたと思ってまして。
基本的にはその地域ごとのコミュニティに合ったコンテンツ提供を行なっていき、そのタレントさんのパフォーマンスを最大化できるような、活躍の機会を用意していくということが会社として重要だと思っていますが、その軸の上で、その地域をクロスするような公演を仕掛けていくというのは十分あり得ると思ってます。