現代渋谷を舞台にしたRPG『すばらしきこのせかい』シリーズディレクターなどを手がけた神藤辰也氏が、2025年5月31日付でスクウェア・エニックスを退職していたことが同氏のX(旧Twitter)アカウント上で明らかにされました。
海外でも評価の高い『すばせか』シリーズのディレクターがスクエニ退職。今後の活躍にも期待

『すばらしきこのせかい』シリーズは、東京・渋谷を舞台としたスクウェア・エニックスのRPGシリーズです。第1作目『すばらしきこのせかい』は2007年にDSで発売され、DSの2画面を活かした戦闘システムと優れた音楽が話題となり、国内外で高い評価を得ました。2012年にはiOS、2014年にAndroidとスマートフォン向けにも移植されたほか、2018年にはニンテンドースイッチ版も発売しました。
2021年にスイッチ/PS4で登場した第2作目『新すばらしきこのせかい』は最大6人のチームメンバーが入り乱れるバトルなど、システム的にも進化。2022年にはSteamにも登場し、現在ユーザーレビューにて「非常に好評」を獲得しています。
そんなシリーズや『ファイナルファンタジー』『キングダム ハーツ』などに携わってきた、神藤辰也氏のスクウェア・エニックス退職。同氏のXアカウントでは「ゲームを遊んでくださった皆さんの声がとても励みになり、日々の開発を前へと進める原動力になりました」と感謝の言葉を告げています。