世の中の一部のゲーマーには、「排気口の匂いを嗅ぐ」という習慣があります。Steam DeckなどのポータブルゲーミングPCでそのようなことをしだすユーザーが現れ、ネットミーム化しているのです。
本記事では、ニンテンドースイッチ2の排熱具合を調べつつ、ついでに少しだけ排気の匂いを嗅いでみた感想をお届けします。
『スト6』『サイバーパンク2077』でもしっかり排熱
ニンテンドースイッチ2は底面から吸気し、上部の穴から排気するようになっています。重量級な『サイバーパンク2077』や、長時間プレイしそうな『ストリートファイター6』など負荷の高そうな作品はいろいろありますが、TVモードの際はドックの冷却機構も備わっており、効率的に排熱することができます。

実際にプレイしてみても、ファンの音が気になることはなく、耳を極端に近づけなければ聞こえることはありません。ただ、ゲームチャットでの画面共有をしながら負荷の高いゲームを遊ぶなど重い処理をさせると、少し聞こえるくらいの音になるときがあります。
排気口を触ってみると、かなり温かい風が排気されています。夏にはちょっとツライかも……という位の温度ですが、PCほどファンが大きくないため、室温が極端に上がってしまうといったことはなさそうです。

ちょっとだけ、匂いも嗅いでみましょう……。この匂いは……あれだ。家電量販店のPCがあるコーナーだ。あのなんともいえない独特の匂いは排気の匂いだったんですね。
ちなみに、機械の排気が明確に健康を害することはないものの、直接嗅ぐのはリスクがあるという見方もあります。嗅ぐ必要は一切ないので、やめておきましょう。
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