CD PROJEKT REDは、『ウィッチャー4(The Witcher 4)』はコンソールを第一とする方針で開発しており、60fpsの実現を目標にしていると海外YouTubeチャンネルDigital Foundryのインタビューで明らかにしました。
『サイバーパンク2077』の失敗を糧にコンソールでの60fps動作を目指す
同社は6月3日に開催された「State of Unreal」にて、現在開発中の『ウィッチャー4』の技術デモ映像を公開。Proではない標準のPS5上でレイトレーシング表現ありでの60fps動作を実現しており、他のプラットフォームでも同様の機能や技術が使用されると報告しました。
CD PROJEKT REDは技術デモをPS5で実施した理由について、PCから開発を始めていた過去作品では多くの問題が生じたため、コンソール主体の開発に切り替えようと考えたことをDigital Foundryのインタビューで説明しています。
2020年12月10日に発売された『サイバーパンク2077』は、当初はPS4/Xbox One版を中心に致命的な不具合が多数発生。PS StoreおよびMS Storeで返金対応を実施する異例の事態に発展してしまいました。
同社は『サイバーパンク2077』での失敗を鑑みて、『ウィッチャー4』ではコンソールでの60fps動作を目指して開発を進めている模様です。Xbox Series Sでは60fpsを実現することは非常に難しく解決しなければならない課題となっているとコメントしつつ、すべてのプラットフォームでの最適化に注力する姿勢を見せています。
『ウィッチャー4』は2027年以降に発売予定。本記事執筆時点では対応プラットフォームは発表されていません。