スイッチ2で名前にみんな驚いたHDMI規格、最新バージョン2.2が発表!商品名称は「ウルトラ96HDMIケーブル」になる見通し―今度は任天堂の仮ハード名「ウルトラ64」に似てるかも

HDMIの新規格が策定。機能名称は「Ultra96」と、また対応ケーブルがややこしくなりそうなネーミングが付けられました。

フィギュア・グッズ ガジェット
スイッチ2で名前にみんな驚いたHDMI規格、最新バージョン2.2が発表!商品名称は「ウルトラ96HDMIケーブル」になる見通し―今度は任天堂の仮ハード名「ウルトラ64」に似てるかも
スイッチ2で名前にみんな驚いたHDMI規格、最新バージョン2.2が発表!商品名称は「ウルトラ96HDMIケーブル」になる見通し―今度は任天堂の仮ハード名「ウルトラ64」に似てるかも 全 1 枚 拡大写真

2025年6月26日、HDMI ForumはHDMI規格のバージョン2.2を発表し(リンク先PDF)、今後のHDMI 2.2規格準拠ケーブル名称などに使われる機能名称を「Ultra96」とすることを発表しました。

最大帯域幅96Gbpsだから「Ultra96」。なお「ウルトラハイスピード」はHDMI 2.1規格準拠

今回のHDMI規格のバージョン2.2では送受信最大帯域幅を96Gbps(1秒あたり12GB)とし、4K解像度で最大480fps、8K解像度では最大240fpsの映像の転送を可能としています。この最大帯域幅が96Gbpsであることを表すために、機能名称は「Ultra96」となったということです。

なお、「ニンテンドースイッチ2には使えません」と任天堂が注意喚起している「ニンテンドースイッチ」付属HDMIケーブルは「ハイスピードHDMIケーブル」であり、HDMI規格でいうとバージョン1.3~1.4、最大帯域幅は10.2Gbps(1秒あたり1.275GB)で、4K解像度の出力に対応するにはやや力不足。一方ニンテンドースイッチ2付属のHDMIケーブルは「ウルトラハイスピードHDMIケーブル」で、こちらはHDMI 2.1規格準拠、最大帯域幅は48Gbps(1秒あたり6GB)で4K解像度でも問題なく出力できるものとなっています。

HDMIケーブルの規格名称は「ハイスピード」や「ウルトラハイスピード」、その中間の「プレミアムハイスピード」などややこしいのが実情ですが、そこにさらに「ウルトラ96」が将来的に加わることで、話がよりややこしくなることが予想されます。とりあえず、「4K出力以上の対応機器にはウルトラハイスピード・ウルトラ96を」と覚えておけばよいかもしれません。


《ずんこ。》

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

関連ニュース