
でらゲーは7月15日、新作スマホ向けタイトル『OUTRANKERS(以下、アウトランカーズ)』を発表しました。
本作は、ゲームクリエイター・岡本吉起氏が自身のYouTube企画「神ゲーつくろう!」のプロジェクトタイトルで、今回改めて正式発表されました。「神ゲーつくろう!」での開発進捗動画が最後に出てから約一年。ついに沈黙を破った本作の、発表会の様子をお届けします。
◆岡本吉起氏はビデオメッセージで登場「やっとお披露目できる」
発表会では冒頭、企画の発起人である岡本吉起氏からのビデオメッセージが上映されました。
岡本氏は、一年間音沙汰が無かったことについて「皆さんに色々心配をかけたと思うのですが」としてさまざまな人から声をかけられたとのこと。それでも「大丈夫です、ちゃんと頑張ってました。ちゃんと開発が進んでおりました」とし沈黙の裏で企画が進んでいたことを明かし、「やっと皆さんにお披露目できることになりました」と今回の発表を待ち望んでいた様子でした。
また、参加しているイラストレーター・風間雷太氏のキャラクターデザインや作曲家・下村陽子氏による楽曲の良さをアピールしつつ、本作のコンセプトである「老若男女全ての方が楽しめるゲームデザイン」が「今までに無い楽しい経験になるんじゃないかと思っています」と語りました。

その後、発表会のゲストとして女優の桃月なしこさん、プロゲーマーの板橋ザンギエフさん、声優の新井里美さん、開発するバオバブゲームスタジオのディレクター・美根俊一氏が登壇しました。中でも企画書段階から参加していたという新井さんは、今回のタイトルが『アウトランカーズ』となる前から関わっていたそう。


本番前に初めてプレイし、声を当てている説明キャラクター「CP」のセリフを遊んだことでようやく理解して「こんなに面白いゲームだったんだ」と嬉しさをあらわにしていました。

◆板ザンはやっぱり強い!サポート機能を駆使した桃月なしこさん、新井里美さんもプロゲーマー相手に善戦
続いて、登壇したゲストによる『アウトランカーズ』のゲームプレイが披露されました。本作は3人対戦の見下ろしアクションゲームで、プレイヤーは2体のAIを率いて敵チームとポイントを競います。


ステージに出現するエネミーを倒すことで「エルピス」を獲得していき、マップ中央にある自分の「E-スフィア」にゴールすればポイントとなります。「とにかくエルピスを一番多く集めたチームが勝利」というゲームシステム自体は一見シンプルですが、本作は対人戦ゲーム。倒されるとエルピスを他プレイヤーに奪われてしまうためそう簡単に事が進まないのがポイントです。


また「老若男女、誰でも楽しめる」とする本作は、ゲーム初心者に向けた機能のひとつとして、自動で操作してくれるオートモードが用意されています。



そしていよいよ一戦目が始まり、ゲストの3名は早速それぞれマップに出現したエネミーを狩りに駆け出しました。


プロゲーマーである板橋さんが有利かと思いきや、序盤は新井さんも積極的に攻めに回ります。しかし、他チームへの攻撃に夢中になるあまり、自陣のE-スフィアを破壊されポイントを失う波乱の展開に。

最終的には冷静に立ち回った板橋さんがきっちりと勝利を収め、プロの貫禄を見せつけました。

続く2回戦では、桃月さんが本作の特徴を活かしたプレイを披露。「オートモードで移動させながらマップで戦況を確認していた」と語り、初心者でも扱いやすいオートモードを戦略的に活用。

また、板橋さんもシステムを活かした頭脳プレイを披露します。エルピスを集めた板橋さんは、試合で一度だけ使用できる緊急脱出を使用して、素早くE-スフィアに戻りポイントを貯めていきます。

2回目の戦いでプレイにも慣れた各人は、一回戦目よりも激しく争い順位が変動。誰がトップに躍り出るかわからない中、最終的にプレイヤースキルを発揮した板橋さんが見事1位に輝きました。
デモプレイを終え、板橋さんは「音やアクションが気持ちよく、戦略性も奥深くてワクワクする」とコメント。ゲーム音痴を自称する新井さんも「こんなに楽しめるゲームだと思って嬉しくなった」と、その間口の広さと面白さに太鼓判。

最後に美根氏は本作について、「誰でも目指せるゲームを目指して、アクション性も損なわないように努力しています。その気持ちよさを出せるように頑張っていくので、よろしくお願いします」としました。
『アウトランカーズ』は、スマホ(iOS/Android)向けに事前登録受付中。2025年配信予定です。詳しくは公式サイトをご確認ください。