
キャラクターの太ももや猫の睾丸の物理演算からストッキングが擦れる音まで細部のリアルさが追及されているmiHoYoの『ゼンレスゾーンゼロ』。今回は本作のカメラ機能を使って“現実でもあり得るブレの酷い写真を撮れる”ことが話題になっているようです。
好きなキャラをわざとブレブレに撮影!臨場感出せる小ワザが話題に

『ゼンゼロ』におけるカメラは、ゲームのサービス開始初期から実装されている機能です。執筆時点で単なる被写体の撮影だけでなく、フィルターによる加工や主人公を一緒に写す自撮りもできるほか、ストーリー中で写真を撮る場面があったり、ウィークリー(エリー週記)の報酬条件の一つだったりと触る機会が多いため、ユーザーにとっては親しみのある機能かも知れません。
そんなカメラ機能に関して、X(旧:Twitter)で現実のように“手振れしながら撮影するとブレた写真が撮れる”と話題になっています。

実際にiOS版ならびにPC版で検証してみると、PC版かつマウス&キーボード操作で現象の再現に成功。下手なカメラマンが撮ったかのような全体がぼやけたブレッブレの、逆に臨場感ある写真が出来上がりました。


というのも、このブレた写真はどうやら、“モーションブラーが有効”かつ“高速でカメラを動かしながら撮影”が条件となっており、逆に言えば、モーションブラーを有効化するオプションが用意されていない機種のバージョンや、カメラ移動速度に上限のあるコントローラー操作では不可能のようです。


ちなみに、本機能は執筆時点の約2カ月前には海外掲示板Redditで報告されており、Xで話題の中心となった投稿はどうやらこの報告の転載と考えられます。ブレブレながらも現実味を出せる今回の小ワザ、キャラクターをわざと下手に撮影するもよし、幽霊っぽいキャラクターを撮ってホラー感を出すもよし、公式のフィルターには無い新たな撮影オプションの一つとして採用してみてはいかがでしょうか?