
任天堂は、ニンテンドースイッチ向けゲーム『マリオカート ワールド』の更新データVer.1.2.0を本日7月30日に配信しました。更新データVer.1.1.2より問題視されていた、コース選択の「おまかせ」で道中ばかり出るという問題が改善されています。
「神アプデ」―ユーザーから不評だったコース「おまかせ」抽選が調整
今回のアップデートでは、6月26日に実施されたアップデートVer.1.1.2より問題視されていた、「おまかせ」で抽選されるコースの出現頻度が改善されています。Ver.1.1.2からは、本作特有の平坦な直線が多く、磨いたテクニックを存分に活かせない“道中コース”の出現率が上がっていました。
ユーザーからは「単調なコースがつまらないから元に戻してほしい」という声が相次いでいましたが、今回のVer.1.2.0では「『VS レース』および通信対戦のレースで、次のコースを選ぶとき、周回制のコースが選択肢に出る頻度を増やしました」とされています。要望に応え周回制コースの抽選率が上がったことで、SNSでは「神アプデ」と評判です。


そのほかにも、VS レースでCPUのルールに「CPUなし」や、アイテムのルールに「キノコのみ」を追加といった新機能が加えられました。また、「バトル」以外でのCPUの強さも下げられたほか、ブーメランのホーミング力が弱くなるなどの調整も行われています。
そして「フリーラン」のマップでは、「Pスイッチ」「ハテナパネル」「ピーチメダル」を全て集めた時にその色が変わるようになる、「タイムアタック」でゴーストをダウンロードした後に「リプレイをみる」ことが可能になるなど、UI面も改善されました。
通信対戦時には「サバイバル」「ふうせんバトル」を観戦する際にプレイヤーの視点を選べるようになったほか、次のレースまでの待ち時間も表示されるようになり、ユーザーにとってより遊びやすくなっています。
さらに不具合調整も実施され、通信対戦のレート変動の表示が正常になるなど、多数の修正が行われました。具体的にはハーフパイプでのジャンプ後にマシンが浮かんだままになる問題や、滑空中にクラッシュした時にキラーを使用するとコースアウトする問題などが修正されています。
『マリオカート ワールド』の更新データVer.1.2.0について、全ての内容は任天堂サポート公式サイトをご確認ください。