
ユークスは、『うたわれるもの』や『ToHeart』で知られるアクアプラスの全株式を取得し、子会社化すると発表しました。
◆老舗ゲームメーカー「ユークス」がアクアプラスを買収
2025年6月にポールトゥウィンホールディングスより株式をグループ外へ譲渡する方針を示されていたアクアプラスを、ゲームメーカー・ユークスが7億8352万円で買収することが発表されました。買収にはアクアプラスの子会社である音楽制作会社のフィックスレコードも含まれており、音楽やライブイベント事業もユークスグループの一員になります。
ユークスは『新日本プロレスリング 闘魂烈伝』『WWE』シリーズなど、プロレスゲームを中心に手がける老舗ゲームメーカーです。『ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE』『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』『グランブルーファンタジー リリンク』などの開発および開発協力を行っています。
今回の買収でユークスは、不足していたパブリッシング事業を強化することが狙いとのこと。さらにアクアプラスが持つ『うたわれるもの』などのIPと、企画・開発・販売まで一貫して行うノウハウを取り込み、ユークスの得意なコンソールゲーム開発力と、アクアプラスの「美少女・恋愛ADV」の知見や、IP企画・ブランド構築力を組み合わせたいとしています。
またユークスが多数携わってきた海外市場向けタイトルの知見を活かして、アクアプラスのIPの海外展開することも視野に入れているとのことです。
発表詳細は、ユークス公式サイトの「株式会社アクアプラスの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」をご確認ください。
【UPDATE】記事タイトルに誤りがあったため修正しました。