
初代『METAL GEAR SOLID』から『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』までスネークを演じてきたデヴィッド・ヘイター氏が、声優が同氏から変更された『METAL GEAR SOLID V』をプレイし、素晴らしい作品だと語ったことを海外メディアPC Gamerが報じています。
『MGS V』での降板に屈辱を露わにした英語版スネーク声優がプレイ感想語る

デヴィッド・ヘイター氏は初代『MGS』からスネーク役を演じてきましたが、小島秀夫監督が手掛けた作品としてはシリーズ最後となる『MGS V』では、突如として声優がキーファー・サザーランド氏に変更されました。
降板された当時、ヘイター氏は『MGS V』のプレイに否定的で「60時間の屈辱になる」とまで語っていましたが、2023年12月に同作をプレイ。複雑な心境ではあるものの、ゲーム部分にはかなり満足している旨をコメントしていました。
長い年月を経て『MGS V』をプレイしたヘイター氏は、『MGSΔ』の発売を記念するPC Gamerのインタビューで改めて同作をプレイしたことを報告し、素晴らしい作品であったと述べています。
『MGS V』をプレイしたら傷つくと思って気が進まなかったものの、10年の歳月の中で自分の感情なんてどうでもいいと思うようになったとコメント。脚本家でもあるヘイター氏は「演技の仕事は、どれも最終的には解雇されることが普通」と、職業柄どの仕事もいずれは契約が終わるものであることを述べました。

『MGS V』のゲーム部分については、同じシナリオを体験できて、敵の兵士も同じ行動を取っているにも関わらず、異なるルートや戦略を選べる仕組みがタイムトラベルをしている感覚のようで最高だったと評価しています。ヘイター氏は「私としてはすべて許しました」と、プレイを通して複雑な気持ちが解消されたことをコメントしました。
また、アメリカ・テキサス州ダラスのバーでキーファー・サザーランド氏と偶然出会い、一緒に何杯も飲んだことも報告。サザーランド氏が素晴らしい人物であり、わだかまりも無くなった旨を述べています。
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