シリーズ20年ぶりの完全新作『鬼武者 Way of the Sword』を先行体験―爽快感のある剣戟はあらゆるユーザーが楽しめる!【プレイレポ】

“遊びやすさ”が追求されており、誰でも爽快感のあるバトルが楽しめます。

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シリーズ20年ぶりの完全新作『鬼武者 Way of the Sword』を先行体験―爽快感のある剣戟はあらゆるユーザーが楽しめる!【プレイレポ】
シリーズ20年ぶりの完全新作『鬼武者 Way of the Sword』を先行体験―爽快感のある剣戟はあらゆるユーザーが楽しめる!【プレイレポ】 全 23 枚 拡大写真

8月20日よりドイツで開催されるゲームショウイベント、「gamescom 2025」にてカプコンは『鬼武者』シリーズ20年ぶりとなる新作、『鬼武者 Way of the Sword』を出展します。

そんなgamescomの開催に先駆け、今回はメディア向けにプレイアブルデモを体験できる機会をいただいたので、その様子をお届けします。

シリーズ20年ぶりの新作が遂に登場!『鬼武者 Way of the Sword』

本作は剣戟アクションRPG『鬼武者』シリーズ20年ぶりとなる最新作。プレイヤーは鬼の力を宿した武者の"鬼武者"として、フィールドを探索しながらこの世にはびこる幻魔や強大な敵と戦っていきます。

シリーズ最新作となる本作ではこれまでの作品からストーリーを一新し、瘴気に呑まれた京都を舞台に「宮本武蔵」を主人公とした物語が描かれます。

また、本作ではハードコアなアクションのいわゆる"死にゲー"ではなく、幅広いアクションユーザーが楽しめるような、爽快感のあるアクションを重視していることがこれまでのインタビューで語られています。



爽快感ある剣戟と籠手を駆使したアクション!新しくなった『鬼武者』を体感

今回の試遊では京都、清水の舞台に続く道からスタート。望まずして鬼武者となった武蔵は、籠手から響く謎の声の導きのもと、清水寺の浄化を目指します。チュートリアルでは攻撃や魂の吸収など、基本的な動作を学びながら進んでいきます。

武蔵の籠手には不思議な力が宿っており、時折フィールドに現れる“黒魂”を吸収することによって、その場所に残された記憶を追体験することができます。清水の舞台に向かう人々がに怯えている様子や“何か”を捧げようとしている様子、生きたまま自分の息子を舞台から突き落とす父親など、暗い過去が垣間見える場面も。

戦闘では弱攻撃と強攻撃の組み合わせにくわえ、攻撃を与え続けることで相手が体勢を崩す「力動崩れ」の状態になった際には、強力な一撃をお見舞いする「崩し一閃」のチャンスです。一閃は武蔵のセリフや派手な演出も相まって、「トドメの一撃を刺している!」という爽快感があります。

また、回避やガード、受け流しなど昨今のアクション要素は一通り備わっており、ガードは弓矢など後方からの攻撃であってもしっかりと防いでくれるのが印象的でした。

ゲームの開始時には難易度を設定することも可能で、アクションのサポートを利用することでジャンルに不慣れなユーザーや、本作から『鬼武者』シリーズに初めて触れる初心者も幅広く楽しめるでしょう。

また、幻魔を倒すことでその魂を籠手に吸収することができます。吸収した魂は体力の回復だけでなく、鬼力ゲージが貯まると強力な技を放つことができ、ボス戦でも有用な一撃となります。

さらに、籠手の力を使うことで「眼覚醒」を発動させ、周囲の環境をスキャンできます。今回の試遊ではスキャンを使って、道を塞いでいる原因の幻魔を突き止めることができました。

近くに何か探せるものがある場合、籠手が点滅するので、探索に詰まってしまった際には一度スキャンをすると何か手がかりが得られるかもしれません。

そして清水寺の本堂へと進むと、ボスである“佐々木小次郎”こと佐々木厳流とのバトルに突入。厳流は絶え間なく攻撃を繰り出してくるので、姿勢を崩されないよう適度に攻撃を受け流しながら、反撃のチャンスを見極める必要があります。

ボスとの戦闘でも崩し一閃は有効で、どの部位に攻撃を当てるかを選択することができます。赤い印の部位を狙うことで多くのダメージを与えられるほか、紫色の印を狙った場合は多くの魂が出現します。

また、チャンスの際には強攻撃で一気に畳み掛けることでダメージを与えられるほか、連打による鍔迫り合いなど剣戟アクションのクオリティが高く、剣と剣がぶつかり合う音の心地よさと相まって、アクションの爽快感はかなり高いものに仕上がっています。

今回の試遊では通常の難易度でプレイしましたが、ステージの構成など全体を通して“理不尽さ”が感じられないような設計になっていました。また各所には回復アイテムを補充できるポイントもあり、途中で躓くこともありませんでした。

戦闘面でもボスの攻撃を見極めきれずやられてしまう場面もありましたが、直前からリトライすることもできるほか、しっかりと敵の動きを観察していくことで撃破でき、達成感もしっかりと感じられるつくりになっているのは嬉しいポイントです。

くわえて、剣戟のアクションは効果音やエフェクト、武蔵のボイスなどあらゆる要素が重なり合うことでかなりの爽快感があります。これまで『鬼武者』シリーズをプレイしたことがないユーザーでも、気軽に『鬼武者』の戦闘を楽しめること間違いなしです!


『鬼武者 Way of the Sword』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2026年発売予定です。


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《kurokami》

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