
8月27日の『オーバーウォッチ 2』シーズン18「スタジアム:クイック・プレイ」の開始にあわせて、未承認のサードパーティ製周辺機器を使用するユーザーには、これまで以上に厳しい措置を講じると、Blizzard Entertainmentが公式ブログで発表しました。
新技術で違反プレイヤーをより迅速に特定
シーズン18では、マウス&キーボードで操作したいコンソールプレイヤーへのサポート機能実装と、エイムアシストの自動ON/OFFなどが有効化され、マッチングの際にわかれていたPCプレイヤー枠も新たに「マウス&キーボード」と名称が変わります。
それに伴い、俗に「ximming」と呼ばれる外部アダプターを使ってマウスとキーボードでコンソールゲームをプレイすることはチート行為とみなし、これまで以上に厳しい措置を講じるとのことです。
これまでもチートを行ったプレイヤー、あるいは直接使用はしていないが意図的にグループを組んでいたプレイヤーを対象に、23,000件以上のペナルティを与えてきた、とするBlizzard。そのうちアカウント停止となった総数は、100万人を超えるとのことです。

シーズン18以前は特に「ダイヤモンド」帯以上でのチート行為に警告とアカウント制限を行い、PCのマッチメイキング・プールに強制移動させていました。今回、未承認の機器を使用するプレイヤーをより迅速かつ確実に特定できる新しい技術を導入したことで、今後はプレイヤーのランクやモードに関わらず、継続的な使用が確認されるとゲームアカウントが永久停止となります。
また、ゲーム内チャットに関しても「ちょっとした気軽なやり取りを交わすための、安全でフレンドリーな空間であるべき」とし、他者に無礼な態度を取り続けるプレイヤーのアカウントはチャット禁止やアカウントの一時停止、重大な違反または繰り返しの違反の場合はアカウント永久停止措置を取ると、公式にアナウンスされました。
Game*Sparkでもお伝えしたとおり、この“無礼な態度や発言”には、ゲームに限らずネットでは頻繁に使われるスラング「noob」なども含まれています。よく見かけるから、それほど深い意味はないと思ったなどの理由で気軽に使うと、厳しいペナルティが待っているかもしれないので注意が必要です。
『オーバーウォッチ 2』は基本プレイ無料でPC(Steam, Battle.net)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに基本プレイ無料で配信中。