9月1日は“8月32日”―初代『ぼくなつ』バグが25年経っても夏の終わりに蘇る

今年で25周年を迎えた『ぼくのなつやすみ』のバグは今なお語り継がれている模様です。

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9月1日は“8月32日”―初代『ぼくなつ』バグが25年経っても夏の終わりに蘇る
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画像は『ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!』のもの

2025年も8月が終わり9月1日を迎えました。夏が終わりつつあることを受け入れられないゲーマーが、初代『ぼくのなつやすみ』の有名なバグ「8月32日」を思い起こす声がSNS上で上がっています。

9月1日は“8月32日”?今なお語り継がれる『ぼくなつ』のバグ

『ぼくのなつやすみ』は、2000年6月に発売されたPS向けアドベンチャーゲームです。プレイヤーは小学3年生の「ボクくん」として、大自然に囲まれた田舎で昆虫採集や魚釣りをして夏休みを満喫します。

同作は8月31日で終わりを迎えますが、クリアデータで特殊な手順を踏むと、「8月32日」に進むバグが発生。グラフィックが破損したりBGMが消えたりする不具合が生じます。

幼少期の懐かしい思い出を描く澄み切った作品で、暦ではありえない「8月32日」に進み、不気味で終わりのない夏休みを迎えるギャップは、バグを知るプレイヤーに衝撃を与えました。

写真家のtoshiboさんは同作のバグから着想を得て、風景が次第におかしくなり不穏な雰囲気を醸し出す写真作品集「8月32日」を発売しています。

『ぼくのなつやすみ』は2025年で25周年を迎えました。「8月32日」は今なお印象的なバグとして語り継がれており、9月1日を迎えると終わりのない夏休みを思い出すゲーマーも少なくない模様です。


《三ツ矢》

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