
友人や家族、恋人など、誰かとゲームで遊ぶとき、どうせなら笑いがたくさん起きる方が良いですよね。そこでおすすめしたいのが“ふにゃふにゃ人間”を採用したマルチアクションゲームです。このジャンルは、物理演算をによる愛らしさとコミカルさを併せ持つキャラクターが魅力で、独特な面白さがあります。
そこでこの記事では、ふにゃふにゃ人間マルチプレイアクション5選と題しておすすめを紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
◆『ウォブリーライフ』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam)
『ウォブリーライフ』は、黄色くて気ままな「ウォブリー」たちと島での自由な暮らしを楽しむお仕事生活シミュレーションです。怠惰な暮らしをしていたウォブリーの青年が、祖母に家を追い出されたことを切っ掛けに、夢のマイホームのため適度に働き、おおいに遊ぶ姿が描かれます。
島では、タクシードライバーとしてお客さんを目的地に届ける仕事や救急隊員として救急患者を搬送する仕事のほか、ポストめがけて新聞を発射するちょっとおかしな新聞配達員の仕事などが可能です。選べる仕事の数は20種類以上存在するので、ひと通り仕事をやってみるだけでも面白いですよ。
もちろん、怠惰なウォブリーが仕事だけして暮らすなんてことはありません。余暇にはジェットスキーで会場を疾走したり、釣り船で釣りを楽しんだりといったアクティビティも用意されています。
そしてこれらは、マルチプレイで友人や家族と楽しむことも可能です。また、2025年9月18日には新たに宇宙コンテンツが追加されることも予告されています。今最も熱い、ふにゃふにゃゲームを手に取ってみてはいかがでしょうか。
◆『ヒューマン フォール フラット』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam/PC)
『ヒューマン フォール フラット』は、ふにゃふにゃしたキャラクター「Human」を操作し、ステージ上に散らばるオブジェクトを掴んだり、押したり、引いたり、運んだりしてパズルを解き、ゴールを目指すオープンワールドアクションパズルゲームです。
本作の特徴は、ふにゃふにゃ過ぎて“思うように操作できない面白さ”を楽しむというゲームデザインにあります。思ったとおりに動いてくれないHumanは、その持ち前の愛らしさとコミカルさからアクションに失敗しても笑いをもたらしてくれるので、マルチプレイがとにかく楽しい作品です。

2023年6月9日には続編となる『Human Fall Flat 2』の発表がされ、2026年以降に発売予定であるなど、今後さらなる盛り上がりを魅せることは間違いありません。まだ未プレイの方はぜひこの機会に遊んでみてはいかがでしょうか。


なお、スイッチ版であればオフラインの画面二分割で最大2人まで一緒に遊ぶこともできるので、家族や恋人と遊びたいという場合にはこちらをおすすめします。
◆『Gang Beasts』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam)
『Gang Beasts』は、ふにゃふにゃしたギャングたちが勝利を求めて、カオス極まりない熾烈なバトルを繰り広げるパーティーゲームです。2014年に早期アクセスが開始され、2017年リリースされた歴史ある作品ですが現在でもアップデートが続いており、2024年11月には大型アップデートが行われるなど根強い人気を博しています。
本作のルールは至ってシンプルです。それは様々なギミックが張り巡らされたステージで最後の1人になるまで戦うこと。基本のバトルモードである「乱闘」では最大8人でのバトルで勝利を目指しましょう。

キャラクターのハチャメチャな挙動にも注目です。ふにゃふにゃの体は思いもよらぬ方向に曲がったり、捩じれたり、挟まったりは日常茶飯事。また、ステージ上を駆け抜ける列車に轢かれたり、安全な気がする観覧車のゴンドラが吹っ飛んでいくなど、ステージ自体にもハプニングが隠れています。しかし、それらのイレギュラーが原因で負けてしまう場合でも、笑いの方が勝ってしまう点がこのふにゃふにゃゲームの最大の魅力です。


また、乱闘のほかには、チームを組んで戦う「ギャング」、次々に現れる敵を倒していく「ウェイブ」、相手のゴールにボールを入れた回数を競う「サッカー」というモードも存在します。
長寿作品だけあり、いろいろな楽しみ方がある本作。笑えること間違いなしですので、ぜひプレイしてみてください。
◆『スーパーバニーマン』(ニンテンドースイッチ/Steam)
『スーパーバニーマン』は、ウサギの着ぐるみを着た謎の男“バニーマン”が、転がったり、ジャンプしたり、掴んだりしながら隠されたニンジンを探し求める協力型横スクロールアクションゲームです。
一見ふにゃふにゃ感のない見た目のキャラクターですが、ステージ上に定番の障害物として存在する針系のオブジェクトに刺さってしまうと、それはもうふにゃふにゃになってしまいます。その姿はとてもシュール。思わず笑みが零れること間違いなしです。

ゲームモードには、最大2人でプレイできる「ストーリーモード」、最大4人までプレイできる「パーティーモード」が存在します。
パーティーモードには、仲間を崖から蹴り落としたり、トゲの上に引きずり込んだりして生き残りをかけた熱い戦いを繰り広げる「デスマッチ」、チームに分かれてボールをフープに入れたポイントを競う「バスケットボール」、ジェットパックを装着して相手よりも多くのニンジンを集める「キャロットグラブ」と、本編のストーリーモード以外にも遊べる要素が多数存在しますので、これ一本で長く遊べますね。


『ヒューマン フォール フラット』のような強力プレイも、『Gang Beasts』のような仁義なくデスマッチも楽しめる本作。スイッチ版ではローカルプレイにも対応してますので、ご家族で遊ぶ場合はこちらをおすすめします。
◆『Totally Reliable Delivery Service』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam)
『Totally Reliable Delivery Service』は、オープンワールドの街を舞台に、配送サービス会社のスタッフとしてお届けモノを目的地へ配達するユニークな物理演算ゲームです。
プレイヤーはふにゃふにゃなキャラクターを操作し、荷物を掴み持ち上げ、目的地へ早く届けることを目指します。しかし、荷物は引きずったり、壁にぶつけたりしてダメージを与えてしまうと最終的には破損してしまうので、迅速にかつ慎重に配達を行わなければなりません。



また、荷物の中にはガスが噴出して暴れまわるボンベなど、簡単には持ち運べないモノも多数存在し、思わぬハプニングに遭遇することも。最大4人までのオンラインおよびローカルマルチプレイに対応していることを活かして、予測不可能でハチャメチャな配送業を楽しんでみてはいかがでしょうか。
以上、ふにゃふにゃ人間マルチアクション5選でした。気になった作品がありましたら、ぜひプレイしてみてください。