HD-2D版『ドラクエI&II』冒頭パートの実機プレイが世界初公開!始まりはラダトーム城…ではない!?さらに「ローラ姫の誘拐シーン」も追加【TGS2025】

HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』より、『ドラクエI』冒頭シーンの実機プレイが世界初公開!

ゲーム Nintendo Switch
HD-2D版『ドラクエI&II』冒頭パートの実機プレイが世界初公開!始まりはラダトーム城…ではない!?さらに「ローラ姫の誘拐シーン」も追加【TGS2025】
HD-2D版『ドラクエI&II』冒頭パートの実機プレイが世界初公開!始まりはラダトーム城…ではない!?さらに「ローラ姫の誘拐シーン」も追加【TGS2025】 全 25 枚 拡大写真

スクウェア・エニックスは、9月25日に配信された番組「狩野英孝のクリティカノヒット 東京ゲームショウ2025特別編」にて、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』の冒頭シーンの実機プレイを世界初公開しました。

◆始まりはラダトーム城……ではない!?

本作は、1986年に発売されたファミコン用ソフト『ドラゴンクエストI』とその続編『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』を、ドット絵と3DCGが融合したグラフィック表現「HD-2D」でフルリメイクした作品です。今回は狩野英孝氏の実機プレイを通し、HD-2D版『ドラクエI』の冒頭シーンが紹介されました。

まず旅立ちのシーンですが、さっそくオリジナル版と異なります。謎の声から世界の危機を伝えられ、目を覚ますとラダトーム城……ではなく森の中。近くから悲鳴が聞こえ、駆けつけるとラダトーム兵たちが魔物に襲われ絶体絶命のピンチ。そんな窮地を主人公が救うという活躍から物語が始まります。

助けた兵士にロトの子孫であること、そして夢の中でラダトームに行くよう告げられたと伝えることで、王様の元まで案内されるという、ラダトーム城へ行くまでの経緯が追加されているのです。

◆ロトの洞窟では「別の冒険者パーティ」との一幕も

最初の目的地「ロトの洞窟」の冒険では、システム面の追加要素が多数紹介。敵が複数編成で登場し、主人公も新たに「特技」を使用可能になったことや、フィールド上でアイテムを拾える「キラキラ」をはじめ、アクセサリーが2つ装備できたり、「ちいさなメダル」があったり、洞窟マップでの視野も広くなっていたりと、様々な面でパワーアップしています。

ロトの洞窟では、世界を救おうと奮い立つ「別の冒険者パーティ」のイベントも追加。かけだし冒険者の4人パーティで、彼らも勇者の墓を目指しており、どちらが先にたどり着けるか競争することとなります。

リーダーが「後ろに魔物がいるぞ!」と嘘をつき、その隙に先へ進もうとするも、仲間たちに「えー!ちょっとズルくない!?」と言われる一幕も。そんな彼らにも、魔物と戦うと決めたことには並々ならぬ理由があるようです。

◆竜王直々に襲撃…ローラ姫の回想シーンが追加

「雨のほこら」を巡る冒険では、ローラ姫の回想シーンが追加されました。ローラ姫は精霊ルビスの声を聞ける不思議な力を持っており、ルビスから「ひかりのたま」を持って身を隠し、勇者が来るまで待つようお告げを受けたそう。王様もそれを信じ、ローラ姫を雨のほこらへ送りました。

しかし、その道中で「竜王」直々にローラ姫を襲撃。ルビスの加護で守られていたローラ姫ですが、竜王との力比べの末敗れ、ひかりのたまを奪われてしまいます。

さらに、オリジナル版にはいなかった「竜王の側近」まで登場。ローラ姫を捕らえ、万が一に備えて情報を聞き出そうと提案します。ローラ姫が竜王に攫われた経緯、そして「どうして殺さずに生かされていたのか?」の理由が補足されているわけです。

◆今作にも「カンダタ」が登場!

番組内では最後に、狩野英孝氏が「カンダタ戦」の勝利を目指すコーナーも実施されました。『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のキャラクターだったカンダタですが、なんと今作にも登場。こちらがロトの子孫であるのに対し、向こうもカンダタの子孫らしく、因縁(?)の対決が繰り広げられます。


HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』は、ニンテンドースイッチ2/ニンテンドースイッチ/PS5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Windows)にて2025年10月30日に発売予定です(※Steam版は10月31日予定)。


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《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

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