※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。
◆『洛克王国:世界』

Tencentが配信を予定している『洛克王国:世界(Roco Kingdom: World)』が、10月23日からβテストを開催予定です。同作は中国で展開されていたターン制ベースのモンスター収集RPG『洛克王国』のIPを継承しつつも、オープンワールド化によって世界観をさらに拡張する最新作。
IPとしては2010年頃にブラウザゲームとして展開され、中国国内における青少年を中心に広く支持されたタイトルでした。およそ15年近い時を経て最新のゲームに比肩し得る魅力を備えた『洛克王国:世界』は、かつて子供時代に親しんでいた中国ユーザーから期待される一作品となっています。




◆『BLEACH 刀鳴』

原作・久保帯人による人気漫画「BLEACH」を題材とした新作アクションRPG『BLEACH 刀鳴』の中国国内におけるサービス開始日が11月21日に決定しました。
同作は公式ライセンスを受けて開発されたスマートフォン向けのアニメ調アクションRPGとなっており、原作における死神同士の戦いを彷彿とさせる1vs1のバトルが楽しめます。10月16日には正式リリースに向けた事前のβテストがアナウンスされています。




◆『ルナリウム星の旅』

9月30日に月相儀Lunariumが開発中のアクションアドベンチャー『ルナリウム星の旅』がSteamにて公開され、ウィッシュリスト登録とDEMO版の配信を開始しました。本作は箱庭構造のステージを特徴とする、見下ろし視点の3Dアクションです。「TGS2025」でもブースを出展しており、日本語対応も決定しました。
7月には10,000元(※2025年10月11日時点で21万3,550円前後)を目標金額とする小規模なクラウドファンディングを実施しましたが、開発チームの目標金額を大幅に超える72,854元を達成しています。bilibiliでは良質な国産インディーゲームが登場することに期待する声が多く寄せられており、中国産インディーゲームのSteam進出が続いています。




