小泉進次郎氏、『ドラクエ』堀井雄二氏と“エンカウント” 「メタルスライムのこととか語ってしまった」

小泉氏のドラクエ愛に堀井氏も好反応。

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小泉進次郎氏、『ドラクエ』堀井雄二氏と“エンカウント” 「メタルスライムのこととか語ってしまった」
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自民党の小泉進次郎氏が自身のXアカウントにて、『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親である堀井雄二氏と対面したことを報告しています。

小泉氏「メタルスライムのこととか語ってしまった」

小泉氏は自身の投稿で「ドラクエにハマった学生時代を思い出してついつい堀井さんにメタルスライムのこととか語ってしまった…。」と、一人のゲームファンとして堀井氏との会話を楽しんだ様子を報告しました。この投稿に対し、堀井雄二氏も「とても気さくで、良い人でしたよ。」と返信しており、和やかな雰囲気での交流であったことがうかがえます。

続けて小泉氏は「日本の文化・コンテンツ産業の海外展開で最大の稼ぎ頭はゲームです。国もしっかり後押ししてまいります。」と、政治家としてゲーム産業を支援していく姿勢も表明しています。

ゲームと政治の距離感、過去には『あつ森』での利用も

政治家と国民的ゲームクリエイターの和やかな交流が伝えられる一方、ゲームと政治の関わり方については、過去に議論を呼んだ事例もあります。

記憶に新しいのは、2020年に起きた『あつまれ どうぶつの森』(あつ森)をめぐる問題です。当時、米大統領選に臨んでいたジョー・バイデン氏の陣営は選挙活動に『あつ森』を実際に活用。一方で自民党総裁選に出馬した石破茂氏の陣営も同様の活用を計画しましたが、こちらは既存の利用規約に抵触するとの指摘が相次ぎ、計画を断念するという経緯がありました。

これらの動きを受け任天堂は、ゲーム内での営業・政治活動を控えるよう呼びかける世界共通の規約を改めて設けています。



今回の小泉氏の発言は、あくまでゲームを「産業」として捉え国として支援していくという政策的なものであり、特定のゲーム内での活動を伴うものではありません。

しかし、影響力の大きい政治家が国民的人気ゲームやそのクリエイターに言及することは、ファンから歓迎の声が上がる一方で「ゲームの世界に政治を持ち込まないでほしい」という過去の教訓を思い起こさせる側面もあります。

今回の交流がゲーム業界やファンに広く受け入れられるのか。様々な憶測を呼ぶタイミングでの発信ということもあり、その関わり方のバランスが今後も問われることになりそうです。


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《失野》

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