サンリオのキャラクター・ハローキティ初のハリウッド映画が、2028年7月21日にワーナー・ブラザース・ピクチャーズよりグローバルで劇場公開されることがわかった。ニュー・ライン・シネマおよびワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・アニメーションによる作品となる。
本作は、ハローキティをはじめとするサンリオのキャラクターが、映画館の大スクリーンに登場する記念すべき作品となる。世代を超えて愛されるキャラクターたちが、映画ならではの世界観で観る人すべてに笑顔を届けていく。その内容については現在企画開発中だが、「思いやり」や「つながり」といったサンリオのキャラクターが長年大切にしてきた価値観を軸に、グローバルに世代や年齢を超えたエンターテイメントを提供するとしている。
サンリオは、ハローキティをはじめマイメロディ、クロミ、ぐでたまなど、世代を超えて愛される数多くのキャラクターを軸に、笑顔を届けるビジネスを成長させてきた。商品展開のほか、デジタルを活用した様々なストーリー発信、ゲームやテーマパークでの体験などを通じて世界中のファンと繋がり、今後はファンやクリエイターなど様々な人々を結ぶIPプラットフォーマーへの進化を目指している。
映画は、サンリオのキャラクターとその価値観を広く届ける重要な表現手段であり、エンターテイメント企業としてクリエイティブな取り組みを牽引する基盤をさらに強化するものとなる。
サンリオ代表取締役社長の辻朋邦は、このたびの発表について「ハローキティをはじめとするサンリオのキャラクターが、この度ワーナー・ブラザース・ピクチャーズとそのチームとのクリエイティブなパートナーシップを通じて、ついに映画館の大スクリーンに登場することを大変嬉しく思います」と寄せる。
そのうえで映画について「本作は、サンリオがハリウッドの世界でエンターテイメントの新たな道を切り拓く、非常に大きなマイルストーンとなります。当社は『One World, Connecting Smiles.(一人でも多くの人を笑顔にし、世界中に幸せの輪を広げていく)』というビジョンのもと、この映画を通じて、より多くの人々に笑顔を届けてまいります」と述べた。
ハローキティは1974年に誕生し、年間約5万種類の商品が130 以上の国と地域で販売されている。初のハリウッド映画ではハローキティのほか、世界中で愛される様々なキャラクターが登場し、グローバルに劇場公開される予定だ。2028年7月21日の公開に向け、今後の続報が注目される。


