任天堂、スイッチ2に開発リソースは移行。しかしスイッチ新作もまだまだ発売予定―『ピクミン』テーマの「Close to you」についても言及

2026年3月期第2四半期決算説明会/経営方針説明会の質疑応答の要旨が公開されました。

ゲーム Nintendo Switch 2
[任天堂]スイッチ2に開発リソースは移行。しかしスイッチ新作もまだまだ発売予定―『ピクミン』テーマの「Close to you」についても言及
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任天堂は、2026年3月期第2四半期決算説明会/経営方針説明会の質疑応答の要旨を公開しました。

スイッチ新作もまだ出る

古川代表取締役社長によれば、今後、開発リソースは、スイッチ2中心に移行していくもののスイッチソフトの開発も引き続き行っており、新作も出す予定とのこと。スイッチ2についてもスイッチと同じく、まずはハードウェアを普及させ、その上で新作タイトルを継続的に投入することを目指すとしています。また、ソフトの開発費用の拡大、開発期間の長期化をうけ、新作をテンポよく出し続けることが難しくなっているなかで、スイッチソフトをおすすめしていくことで、スイッチのソフトも遊べるスイッチ2のビジネスのモメンタムを維持することにつながるとしています。



ニンテンドーピクチャーズではチャレンジを

ニンテンドーピクチャーズに関し、代表取締役フェローの宮本氏は、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のような映画を制作する組織というよりは、映像分野で新しいチャレンジができないかという考えで映像をつくり研究を続けているとのこと。ある程度収益性が見込める映画とは異なり、まだ見通しが立たないところに対してチャレンジをしたいという考えから環境を整えている段階だと語りました。先日配信された『ピクミン』をテーマにしたショートムービー「Close to you」は、そのような考えのもと、実験的に制作されたものということです。



また、部材価格の高騰によるスイッチ2ハードに関する採算性について古川氏は、関税の前提が変わるなどの外部要因の大きな変化や不測の事態がおきないかぎり、現在と同水準のハードウェアの採算性を当面維持できるとしています。


[任天堂]スイッチ2に開発リソースは移行。しかしスイッチ新作もまだまだ発売予定―『ピクミン』テーマの「Close to you」についても言及

《H.Laameche》

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