初代プレステで動く『ゆめにっき』非公式リメイク・デモ版リリース―扉の先も再現したファン作品、PC向けにもリリース予定

実際の初代プレステで動くリメイクが登場!Steam版パブリッシャーへ提案する意向も

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初代プレステで動く『ゆめにっき』非公式リメイク・デモ版リリース―扉の先も再現したファン作品、PC向けにもリリース予定
初代プレステで動く『ゆめにっき』非公式リメイク・デモ版リリース―扉の先も再現したファン作品、PC向けにもリリース予定 全 6 枚 拡大写真

インディーゲーム開発者のElias Daler氏は、ききやま氏が手掛けたフリーゲーム『ゆめにっき』の初代PlayStation(PS1)向け非公式リメイクのデモ版をitch.ioにてリリースしました。

実際の初代プレステで動くリメイクが登場!Steam版パブリッシャーへ提案する意向も

Steam版『ゆめにっき』より。

『ゆめにっき』とは、ききやま氏が2004年に公開した「RPGツクール2003」製のアドベンチャーゲームです。少女(通称:窓付き)が夢で扉から様々な世界を探索する内容となっており、テキストが最小限しかない点や、ピクセルアートを基礎としたどこか暗く、不気味な雰囲気が特徴となっています。

Daler氏が開発しているのは、そんな『ゆめにっき』の非公式リメイクであり、実際のPS1で動作。同じく3Dの公認リメイク作品である『YUMENIKKI -DREAM DIARY-』との大きな違いとして、原作風なローポリのグラフィックが採用されており、ゲーム開始時の説明書きからメニュー画面といったUIも元の作品に寄せられています。

今回リリースされた非公式リメイクのデモ版では、原作で“雪の世界”と“ブロックの世界”と呼ばれている2つの世界を探索できるほか、フォトモードで自由なカメラワークで少女にポーズを取らせることが可能です。

なお、ゲームページのFAQによると、ゲーム全体のリメイクについて“数年はかかるだろう”として、Daler氏あくまで“自身のオリジナルのプロジェクトに取り組みたい”旨を説明。しかし、同氏は以前より本リメイクを『ゆめにっき』Steam版をパブリッシングしているPLAYISMに提案(売り込み)する意向を示しており、“十分にポジティブなフィードバックが集まればそれを証拠として、公式に取り掛かるための説得に繋がるかもしれない”と明かしています。

ちなみに、PS1実機で本デモ版をプレイするにはゲーム機本体の改造が必要になることが説明されているため、動作環境にはご注意ください。

『ゆめにっき』非公式PS1向けリメイクのデモ版は、itch.ioにて配信中。PC版の近日リリース予定も告知されています。


《ケシノ》

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