2025年冬、ニンテンドースイッチ、スイッチ2で発売予定のゲーム『スイカゲーム ぷらねっと』。本作は、2021年12月に発売開始され、爆発的な人気を得たゲーム『スイカゲーム』の続編となっています。
本稿ではリリースに先駆けて行われた『スイカゲーム ぷらねっと』の先行体験のプレイレポートをお届け。『スイカゲーム』のルールや楽しさはそのままに、様々な要素が登場していました。

※ゲーム画面はすべて開発中のものです。
◆舞台は惑星!ステージが円形に
初めに『スイカゲーム』のことを少しだけおさらい。本作は同じフルーツをぶつけて「シンカ」させ、スイカを作りながらハイスコアを目指すパズルゲーム。シンプルかつカジュアルなルールと、一見簡単そうで意外と難しいスイカ作りにハマる人が続出したゲームです。
そして続編『スイカゲーム ぷらねっと』では、ステージが惑星となり、円形ステージに変化。プレイヤーは360°どこからでもフルーツを落とせるようになっています。
また、「シンカの輪」は前作から変更無く、一番大きいスイカが2個ギリギリ入るサイズ感でした。

ステージは中心に向かって重力がかかっているような状態となっており、フルーツを落とすと中心へ一直線に落下していきます。360°どこからでも落とせるようになった分、シンカへのアプローチの方法が格段に増加。様々なアプローチを試していき、シンカを続けていくのが気持ち良い。

とはいえ前作よりも簡単になったという感覚はなく、重力が効いているせいか意外とフルーツを押しこめてしまったり、フルーツの丸みが悪さしたりと、円形ステージならではの難しさが満載。

フルーツがステージ外に溢れたら即ゲームオーバーだった前作とは違い、本作ではフルーツがステージから5秒出るとゲームオーバーという仕様に。前作ではあるあるとなっていた、フルーツをシンカさせるとその隣のフルーツが弾かれてステージ外まで飛んでいきゲームオーバー、などといった理不尽さがなくなっていました。

ただこれはこれで難しく、外からフルーツを落として押し込むといったことはあまりできないため、対処法はフルーツをシンカさせたり他のフルーツを押したりして、なんとか隙間を作るしかありません。「ステージに出ても5秒あるからその間にリカバリーすればいいや」という筆者の甘い考えは1プレイ目で消え去りました。
◆「超シンカ」のフィーバータイムにはご用心
フルーツを一定数シンカさせると「超シンカ」というモードに突入。通常よりスコアが稼ぎやすくなる状態が一定時間続き、終わる前にひとつでもフルーツをシンカさせれば時間がリセットされます。

ハイスコアを狙いたいプレイヤー向けのフィーバーモードのような状態で、続けようとすれば長く持続させることも可能。筆者は少しでも長く続けたかったので、超シンカ中はフルーツをこれでもかという速度で落としていったのですが、本来ゆったりなゲームスピードが急速に変わる感じがして楽しかったです。

しかし筆者のように超シンカを続けることに注力してプレイすると、超シンカが終わる頃には盤面がゴチャゴチャになっているはず。超シンカでスコアは稼ぎたいけど、はしゃぎすぎたら後悔する…こういったバランスも超シンカの楽しさのキモ。

◆「おすそわけ通信」でマルチプレイが可能に!
また、スイッチ2の「おすそわけ通信機能」を使えば、最大4人で協力を楽しむことが可能。スイッチ2本体とスイッチ2版ソフトが1本あれば、スイッチでも遊べます。プレイヤーが4人で盛り上がること間違いなしなマルチプレイでした。

協力プレイはターン制などではなく、各々が好きなタイミングでフルーツを落とせるため盤面がカオスになりがち。そういった盤面に対処するために「ぶどういきます!」や「誰かここにいちご落として!」などのコミュニケーションが生まれていきます。

自分の持っているフルーツは邪魔になるため落とせず、外周をグルグル周るだけの人が出てきたり、慣れてくると同じフルーツを持ったプレイヤーが同時にフルーツを落とし、空中でシンカさせて落としたりと、見ていて面白いのもポイントでした。

『スイカゲーム ぷらねっと』は、2025年冬リリース予定。価格は未定です。冬休みやお正月に、家族や友達と一緒にプレイしてみてはいかがでしょうか?



