PS5は「まだまだこれから」―ソニー決算でCFOが後継機についても答える

PS5はまだまだ伸びていく成長段階、と見ているようです。

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PS5は「まだまだこれから」―ソニー決算でCFOが後継機についても答える
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ソニーグループは11月11日、「2025年度 第2四半期 決算説明会」を実施。その中の質疑応答でPS5の今後と後継機について問われ、執行役 CFOの陶 琳(Lin Tao)氏が回答しました。

◆PS4ユーザーはいまだ活発―アクティブ数の半数を占める現状

飛び出した質問は、「PS5の発売から丸5年が経過した現在、後継機の開発や今後のコンソール戦略を伺いたい」というものでした。

陶氏は「発売6年目に入るPS5は、順調に伸びています」とコメント。また、「従来のコンソールのライフサイクルと比べても、PS4のライフサイクルは長くなると見ています。ローンチした2013年から10年以上も経過していながら、アクティブユーザーはまだ多く遊んでいただいています」と、PS4ユーザーの多さにも言及。

これに関しては、2024年5月のゲーム&ネットワークサービス分野における事業プレゼンテーション(英語版のみ)でも、月間のアクティブコンソールユーザー数のちょうど半数をPS4ユーザーが占めているというデータが示されています。

これらのデータから「PS5はまだまだ中盤というより、これから拡大していきたい気持ちです。2025年の年末商戦に関しても、カスタマーライフタイムバリュー(※)を考えながら、プロモーションを考案していきたい。PS5の拡大を図っていきたいです」と陶氏は述べました。(※顧客との長期的な関係性とそれによる利益総額)

なお、本日11月12日には実質本体値下げとなる「PS5 デジタルエディション 日本語専用」も発表されています。



また、後継機に関しては「現時点ではまだコメントできるようなステージではありません」と答えるにとどめています。

上記の通りPS6にまつわる正式な情報は何も公表されていません。しかし、2024年6月にはPS6向けCPUの入札でインテルとAMDが最終候補に残り、最終的にAMDが勝利したとロイターが報道(AMDおよびソニーはコメントを拒否)。



そして、過去にPlayStationの技術情報を発表前にリークしたYouTubeチャンネル「Moore’s Law is Dead」が、2025年8月に「AMDの最新資料に基づいた話」として、PS6にあわせてドック接続機能が搭載された新型携帯機が登場すると伝えるなど、すでに様々なウワサが駆け巡っています。


《稲川ゆき》

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