
2025年11月20日、Steam版『モンスターハンターワイルズ』に向けた最新アップデート(Ver.1.030.02.02)が配信されました。今回の更新では、以前より報告が相次いでいたAMD Radeon環境における「起動時の不具合」の修正が行われていますが、ゲーム中の動作に関しては引き続き注意が必要です。
AMD環境での「起動失敗」を修正。ただ、最新ドライバには注意
本作のPC版では、以前よりAMD Radeonグラフィックボードを使用している環境において、クラッシュや動作不安定の報告が散見されていました。
今回のアップデートでは、その中でも特に深刻な「ゲームの起動に失敗する場合がある不具合」が修正されています。これにより、これまでタイトル画面にすら辿り着けなかった一部のAMDユーザーもプレイ可能になることが期待されます。
起動時の不具合には対処が行われましたが、ゲームプレイ中のクラッシュや不安定な挙動については、現在も修正作業や調査が続けられています。
特に開発元は、AMD Radeonのグラフィックドライバのバージョンについて重要な注意喚起を行っています。バージョン「25.10.2以上」を使用している場合、ゲームの挙動が不安定になる現象が確認されており、現在AMD社と協力して原因を調査中とのことです。
もし「25.10.2以上」で問題が発生した場合は、ドライバのバージョンを「25.9.1」または「25.9.2」へ変更(ロールバック)するよう案内されています。
推奨ドライババージョン(11月20日時点)
より安定したプレイ環境のために、以下のドライババージョンが推奨されています。
NVIDIA GeForce: 581.57 以上
AMD Radeon: 25.9.1 以上
※ただし「25.10.2以上」では問題が確認されているため、「25.9.1」または「25.9.2」の使用を推奨。
起動時の不具合解消によりプレイ可能になるユーザーが増える一方で、依然として環境による不安定さは残っているようです。対象の環境でプレイしているハンターは、自身のドライババージョンを確認しつつ、公式からの続報を待つのが良さそうです。




