ソニーがPlayStation Storeでブラックフライデーセールを実施中です。
ゲームや追加コンテンツ等が最大80%オフになる大型セールですが、サブスクリプションのPlayStation Plus最上位プラン『PS Plus プレミアム』も新規加入で55%オフ。
通常は12か月で1万3900円のところ、セール価格では約7600円安い6255円。月にして約522円と、最小プランのエッセンシャル(12か月6800円)よりもお得になっています。
セールは12月5日まで。ですが、毎年割引価格を継続する可能性を高めるには、期間中のできるだけ早い日に加入することが重要です。
¥55,000
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
PS Plusサブスクのセールは原則「新規加入」「アップグレード」のみ。プレミアム継続は対象外
理由は上の小見出しのとおり。セールは新規加入者だけが対象で、すでにPS Plusプレミアムに加入している場合、継続はセール対象になりません。また、加入中プランをセール期間中にキャンセルしてもセール価格は適用になりません。
サブスクのセールは他のタイミングでも実施されることがあり、条件は微妙に異なりますが、基本的には「すでに最上位プランに加入していると対象外」でした。釣った魚に餌はやらないスタイルです。
このため、セールのできるだけ早い日程に12か月分で加入し、自動更新をオフにする(キャンセルする)ことで、来年もセールの対象になり、再びセール価格で加入できる可能性が高いという、約7600円程度の細々した節約法が成り立ちます。
(PS Plusのプランはキャンセルせずにダウングレードも可能ですが、切り替わるのは次回の支払日以降です)

セールの注意書きには「セール価格での購入は1度のみ」とありますが、これは未加入状態から数年分をまとめて購入できない(1度購入した時点でプレミアムになるため対象外)の意味。来年以降のセールについての制限ではありません。
(ただし、来年以降のセール内容が確定しているわけではないため、仮定の話としては「過去のセールで割引購入した場合は対象外」の項目が追加されることもないとは言い切れません。
しかしそれでは過去に加入歴のある非加入者、ダウングレード者が復帰するきっかけにならずセールの意義を損なうこと、少なくとも過去数年にはそのような条件が設けられたことがないため、可能性は低いと思われます。)
プレミアムの目玉は初代PS含むクラシックスカタログ、PS Portalでも使えるクラウドストリーミング

PS Plusのサブスクには、オンラインプレイに原則必須なPS Plusエッセンシャル、PS4 / PS5の一部タイトルが遊び放題の「ゲームカタログ」(含むUbisoft+ Classic)が利用できるデラックスもありますが、PS Plusプレミアムはさらに特典を加えた最上位プラン。
具体的には、初代プレイステーションから3までの旧作が遊べる「クラシックスカタログ」、リモートプレイ(自宅のPS5と接続)ではなくクラウドサーバからストリーミングする「クラウドストリーミング」、一部タイトルを一定期間試遊できる「ゲームトライアル」、ソニー・ピクチャーズの動画配信アプリSony Pictures Coreで一部の映画が見られる「Sony Picturesカタログ」が追加の特典。
初代プレイステーションからPS3までのソフトは、数え方にもよるものの地域違いを除いて1万本は存在するため、クラシックスカタログの遊び放題に含まれるのはごくごく(略)ごく一部ではあるものの、たとえばアーマード・コアやバイオハザードの初期作品、ソニーがパブリッシュしたタイトルならば各時代を飾った作品、シリーズものの旧作などは比較的含まれています。
PlayStation .com の検索機能でカテゴリーを「クラシックスカタログ」とすると執筆時点で126本の表示ですが、PS5本体で検索すると「PS3」コレクションに含まれるゲームだけでも200本以上あるため、全貌はよく分かりません。
(PS5本体からアクセスできるコレクションでは、PS Oneは50本程度、PS2は30本前後、PSPも約30本。「PS2発ゲームのPS4リマスター」等、その世代のオリジナルは遊べなくてもコレクションに入っている場合もあります)。



クラウドストリーミングは、インターネット上のクラウドサーバでゲームを実行して映像をストリーミングして遊ぶサービス。
自宅のプレイステーションからストリーミングするリモートプレイと異なり、ゲーム機を常にスタンバイにする必要がない、帯域や遅延の面で不利になりがちな家庭からの上り部分を高速な幹線に接続したサーバで置き換えられる、インストールの必要なくすぐに遊べる等の利点があります。
クラシックスカタログのPS3タイトルの多くは、PS4 / PS5と互換性がなく、ダウンロードしてローカルにインストールできないため、ストリーミングのみの提供。
最近ではPS Portal リモートプレイヤーが正式対応したことで、高速なWi-Fiがある場所ならどこでもクラウドストリーミング対応作品カタログを遊べる「完全体」になりました。
(PlayStation Portalも、ブラックフライデーで約3000円引きセール販売中です)
ソニー映画約100本が観放題のSony Pictures Coreも意外と魅力的

PS5にはソニー・ピクチャーズ映画の配信サービス Sony Pictures Core が含まれており、PS Plusプレミアムの場合は約100本が追加費用なしで見放題に含まれています。
タイトルはたとえば、ソニーのゲーム発であるアンチャーテッド、人気シリーズのバイオハザード、ソニー映画の代表格ともいえるスパイダーマンシリーズ等々。
動画配信サービスのサブスクに複数入っていても、意外とこちらの存在を忘れていることもあるため、他にないもの、レンタルや購入になるものがこちらで観られないか確認しておくのがおすすめです。
プレイステーションのブラックフライデーはPS Storeゲームや小売店のゲーム機本体・周辺機器など、種別により期間が異なります。PS Plusサブスクは12月5日まで。ですが、上記の理由で来年もうまく割引になる可能性を高くするため、今すぐの加入がおすすめ。毎年忘れた頃に自動更新してしまい、セールの恩恵に預かれないプレミアム加入者からのアドバイスです。







