Porygon's first and only major appearence in anime turns 28 in a week.
byu/Federal-Run-7496 inpokemon
放送開始から28年目を迎えたアニメ「ポケットモンスター(ポケモン)」。同名ゲームを原作とした本アニメですが、その放送初年で起きたある事件と、それにまつわるポケモンが海外コミュニティで注目を集めているようです。
ゲームでは意外と優遇?間もなく28年が経つあの事件に注目集まる

今回注目を集めているのはアニメ「ポケモン」の1997年12月16日に放送された第38話「でんのうせんしポリゴン」です。エピソードでは電脳世界を舞台に、初代ゲームから登場しているバーチャルポケモン「ポリゴン」をメインにした物語が展開されていました。
話の内容自体は問題なかったものの、赤と青の画面を交互に激しく点滅させる演出が差し込まれたことから、視聴者の多くが「光感受性発作」などで病院に搬送される事態にとなり、後に「ポケモンショック」と呼ばれるアニメ史に残る事件となっています。このエピソードは国内で欠番扱いされているほか、当時のアメリカではローカライズが見送られていましたが、海外でもWikipediaページが作られる程度には知名度のある事件でした。
また、本事件を語る際に言及されがちなのが“このエピソード以降、アニメでポリゴンが冷遇されている”という点です。特に該当の演出には関係なく、無実とも言えるポリゴンですが、その進化系を含めて劇場版などのカメオ出演ぐらいしか出番が貰えない状況が続いています。

関係者からの明言は無いため、エピソードとポリゴン冷遇の因果関係はあくまでファン間の憶測となっているものの、一時は海外ポケモン公式Xアカウントが「Porygon did nothing wrong.(ポリゴンは何も悪いことをしてない)」と投稿するなど、一種の公認ネタとも言えます(該当の投稿は執筆時点で削除済み、アーカイブから閲覧可能)。
そして時が経ち2025年12月9日、海外掲示板Redditのポケモンコミュニティ(r/pokemon)では、間もなく28年目を迎える本事件について「ポリゴンに正義を(#JusticeForPorygon)」と掲げる投稿が注目。コメントでは同調する声が多く集まっているようです。

なお、原作ゲームと言う観点で見るとポリゴンは比較的優遇されており、『ポケットモンスター金・銀』で進化系の「ポリゴン2」が、そして『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』ではそのさらに進化系である「ポリゴンZ」が登場し、性能的にも強めで後の作品でも新規実装のアイテムやシステムと相性が良いことが多く、時代設定から厳しそうに見えた『Pokémon LEGENDSアルセウス』にも登場する活躍ぶりをみせています。
執筆時点は丁度『Pokémon LEGENDS Z-A』DLC「M次元ラッシュ」の配信日であり、本編にいなかったポリゴンがDLCで登場を果たせるかに注目です。





