様子見で済ませにくい値引き。ROG Flow Z13が21%オフ

ハイエンドモバイルPCのASUS ROG Flow Z13が37万円台から21%オフで約30万円に。高性能と携帯性を両立し、狙い目です。

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様子見で済ませにくい値引き。ROG Flow Z13が21%オフ
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30万円オーバーが当たり前だったハイエンドモバイルPCが、いきなり現実的な価格に落ちてくる瞬間がある。今回の主役はASUSの『ROG Flow Z13 GZ302EA』。

参考価格37万9800円のモデルが、21%オフで29万9800円。スペックを把握している人ほど、思わず価格を見返してしまう水準だ。これまで「高性能だが高価」というポジションにあったモデルが、一気に現実的な選択肢に降りてきた。今このタイミングで注目する意味は大きい。

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タブレットなのに200W級。スペックだけ見ると正直ちょっと疑いたくなる

13.4インチで約1.2kg、しかもデタッチャブル構造。ここまで聞くと「携帯性重視で性能は控えめなのでは」と感じる人も多いはずだ。しかしこのZ13は、その先入観を正面から覆してくる。CPUにはAMD Ryzen AI MAX 390を搭載。12コア24スレッド構成で、NPU性能は最大50TOPS。

メモリは32GBのLPDDR5X-8000、ストレージはPCIe 4.0対応の1TB NVMe。ディスプレイは2560×1600解像度でリフレッシュレート180Hzと、完全に妥協がない。最大消費電力は約200W。省電力ノートの延長線ではなく、高負荷運用を前提に設計されたモバイルマシンである。Copilot+PC対応という点も含め、AI処理から重めの作業までを一台でこなす方向性がはっきりしている。

あえて粗を探す。デタッチャブル構造と実用面の整理

デタッチャブル構造でまず気になるのは、剛性と冷却だ。キーボードは着脱式だが、JIS配列の82キーRGBイルミネート仕様。入力自体は問題ないものの、長時間の作業や据え置き用途では外部キーボードを併用した方が快適だろう。背面スタンドは非常に安定しており、動画編集や高負荷時でも角度が崩れる不安は少ない。

ポート構成はUSB4(Type-C)×1、USB3.2(Type-A)×1と割り切った内容だが、microSDスロットやWi-Fi 7対応など、モバイル用途を意識した装備は揃っている。外出先での編集作業、資料作成、軽めの制作ワークまでを一台でまとめたい人には、用途がはっきり想像できる構成だ。

この価格なら「様子見」では終われない

今回の29万9800円という価格は、単なるセール以上の意味を持つ。同等クラスの性能を一般的なノートPCで揃えようとすれば、重量も価格も確実に上がる。その点、このモデルはタブレット形態まで含めた柔軟性を備えている。分割払いなら月1万3559円という現実的な選択肢もある。

万人向けとは言えないが、高性能を持ち運ぶ必要がある人にとって、これ以上ないタイミングであることは確かだ。性能と価格のバランスを理解している人ほど、この値引きは静かに効いてくる。ROG Flow Z13は、そう判断できる人向けの一台である。

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《編集部》

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