
任天堂の株価が、過去5か月で30%以上の下落を見せ、1月13日の終値が9,950円となりました。ハードウェア関連の情勢や現在の先行き不透明な状態が影響しているとみられます。
下落した理由…投資家は不安?
2025年6月に新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」を発売し、堅調にハードの販売本数を伸ばす任天堂。しかし、株価の面においては、昨日1月13日の終値が2025年4月以来の1万円を下回る状態(9,950円)となりました。これは、過去5か月で33%の下落となっているといいます。これには、いくつかの背景がありそうです。
なお、33%という数字は「年初来」や「決算発表前後」など特定イベント単体による下落ではなく、複数か月にわたる下落トレンドの累積を示したものです。株価そのものは日々変動するため、正確な下落率は算出する日によって多少前後しますが、「約30%以上の下落」という表現は、金融チャート上の推移を基にした妥当な範囲といえます。
先行き不透明な2026年
2026年の任天堂は『マリオテニスフィーバー』『ファイアーエムブレム 千紫万紅』『ヨッシーとフカシギの図鑑』『トモダチコレクション わくわく生活』『リズム天国 ミラクルスターズ』といった新作のほか、『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』『あつまれ どうぶつの森』などの人気作においてスイッチ2版の発売を予定しています。
一方で、大きくリードしてくれそうな大作にはやや欠ける印象で、人気シリーズスピンオフ『スプラトゥーン レイダース』も2026年とは明言されていない形です。そのため、先行きが不透明であるという見方があります。ただし、こちらは例年2月から3月頃に開催されているNintendo Directによって解消されるかもしれません。
営業利益が売上の伸びに
ニンテンドースイッチ2については、売上高予測の上方修正が合った一方で、営業利益の伸びが売上ほどではないという懸念もある模様。コストが高いゲームハードの販売においては、そもそも構造的に利益が薄くなるため、やや致し方ない面もありそうです。
メモリ急騰問題
ただ、そんな中大きな懸念として上げられるのは、AI特需によるメモリチップの高騰です。PCではすでに値上げ傾向が見られ、ゲーム機もその影響を注視されていますが、どのように進んでも、今後数年は利益を圧迫しつづけることになりそうです。

ほかにも、前世代機がコロナ禍による巣ごもり需要などの後押しがあったことなども投資家からのギャップを生んでいそうです。今後のスイッチ2がどうなっていくのか、どのようなものが求められるのか、注目が集まります。
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