『サブノーティカ2』巡る法廷闘争、開発CEO復職でSteam管理権も取り戻す―開発会社の元経営陣側の主張をほぼ全面的に認める

『サブノーティカ』開発の元経営陣とKRAFTONの裁判に一区切り。

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『サブノーティカ2』巡る法廷闘争、開発CEO復職でSteam管理権も取り戻す―開発会社の元経営陣側の主張をほぼ全面的に認める
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Unknown Worlds Entertainmentが開発し、KRAFTONがパブリッシャーを手がける海洋サバイバルゲーム『サブノーティカ2』。本作の開発にあたりUnknown Worldsの元経営陣3名とKRAFTONが対立し、法廷闘争となっていましたが、2026年3月16日にデラウェア州衡平法裁判所は元経営陣3名に有利な判決を下しました。

元経営陣の行動は正当と裁判所は認定。元CEOは復帰しSteamの管理権も取り戻す





この問題はKRAFTONがUnknown Worldsの経営陣3名を解任したことに端を発します。解任された元CEOのテッド・ギル氏、およびUnknown Worldsの創設者であるチャーリー・クリーブランド氏、マックス・マクガイア氏はこの解任を不当とし裁判を起こしましたが、KRAFTON側も経営陣が開発データを不当に持ち出していたなどと主張し、裁判は泥沼化の様相を見せていました。

2026年3月16日にデラウェア州衡平法裁判所が下した判決は、Unknown Worldsの元経営陣3名に有利なものでした。判決の概要は以下の通りです。

  • KRAFTONはUnknown Worldsの経営陣3名を「正当な理由」なく解任した。これは2021年にKRAFTONがUnknown Worldsを買収した際の契約で保証された「運営上の独立性」を不当に奪っており、買収契約の明確な違反である。

  • 経営陣3名が大量に社内データを持ち出した件についてはKRAFTONの乗っ取りに備えた正当な防衛行動で、データ自体は外部に漏れておらず不当行為にはあたらない。

  • 元CEOのテッド・ギル氏の即時復職と、同氏の『サブノーティカ2』のSteamでの管理権も認める。

  • 買収契約時に結ばれた経営陣3人への最大2.5億ドルの業績報酬について、算定期間は不当解任期間分だけ延長され、実際にどれだけの支払いが行われるのかは裁判の次のフェーズで審議する。

かくして、Unknown Worldsの元経営陣3名の訴えをほぼ全面的に認めた今回の判決。今後控訴が行われるのかどうかは不明ですが、この問題にひとまずの区切りがついたとみてよいでしょう。


『サブノーティカ2』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに2026年内に早期アクセスを開始予定です。


《ずんこ。》

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