
コナミデジタルエンタテインメントは、フィギュアスケート・ペアの「りくりゅう」こと三浦璃来選手・木原龍一選手と契約を締結したことを発表しました。4月2日にはメディア向け取材会が開催され、「りくりゅう」の2人が最新作『桃太郎電鉄2~あなたの町もきっとある~(以下、桃鉄2)』内の「西日本編」をプレイ。代表質問形式のインタビューでは、プライベートでの仲睦まじいエピソードや、『桃鉄』との意外な関係などが明かされました。本稿では、メディア向け取材会の様子やインタビュー内容をお届けします。
◆僕たちにとってゲームは切り離せない存在
取材会に先立ち、お二人は「西日本編・3年決戦」モードで実際に対戦。三浦選手(リク社長)は、2年目の途中まで資産0円という苦しい展開が続き、結果は木原選手(リュウ社長)の勝利となりました。木原選手は「最初はどれくらい本気を出していいか分からず探り探りでしたが、リクちゃんの出目が悪かったので一気に差が開いてしまいました」とコメント。一方、敗れた三浦選手は「普段は10年でプレイしてるんですが、3年だと巻き返す時間が足りませんでした…次は絶対に勝ちます!」と悔しさを滲ませている様子をみせました。

今回の契約は、二人が日頃からコミュニケーションの一環として『桃鉄』を愛用しており、そしてコナミグループの東尾公彦社長が学生時代にフィギュアスケート選手だったという理由から実現したとのこと。オファーを受けた際のお気持ちについて三浦選手は、「二人で飛び上がって喜びました。常に私たちの心の支えになっていたゲームなので」と笑顔で語り、木原選手も「僕たちにとってゲームは切り離せない存在。特に『桃鉄』はいつも遠征先でプレイしていたので、本当に嬉しかったです」と振り返りました。

◆リク社長「“豪速球カード”を使って全部割ってやりました」
――今日プレイして、一番盛り上がった瞬間はどんな場面でしたか?
三浦:3年目になったとき、龍一くんが結構ゴールの直前にいて、でもずっとぐるぐる回ってるんですよ。私のサイコロの出目次第という感じになっていて、そのときちょうどいい出目が出て大盛り上がりました。
木原:リク社長にずっとチャンスをあげていたのですが、全然ゴールしてくれなくて。あと「1」を出せばゴールできるというときにパッと出たました。
――今回の『桃鉄2』は物件駅数がシリーズ過去最多となっていますが、お二人の地元や馴染み深い場所は見つけられましたか?
木原:僕は愛知県なので西日本編にも収録されているのですが、今回のプレイでは僕の地元に行くことはできませんでした。でもトロントでプレイしたときに自分の地元周辺、中部国際空港のエリアなどを、リクちゃんに説明しながらプレイしていました。でもリクちゃんは宝塚出身なので、全然僕の地元には興味を持ってくれなかったです(笑)。
三浦:今日は1ターン目で宝塚に止まることができて、物件をたくさん買ったのですが、その次のターンで赤マスにハマってしまって、全てを手放しました。
木原:(笑)

――今回訪れた駅の中で、実際に行ってみたいなと思った駅はありましたか?
三浦:い二人でプレイしながら「ここの食べ物、美味しそうだよね」ってずっと話していました。
木原:『桃鉄』をやりながら、今日止まった駅に「実際に現実で行ってみたい」という話をしていました。シーズン中はどうしても食事制限をしているので、自分たちの食べたいものが食べられないのですが、ゲームの中で特産品などを見て、二人で「シーズンが終わったら食べに行きたいね」という話をよくしています。
――プレイ中にお相手の性格が出たなと感じる場面はありましたか?
三浦:常にありましたね。やっぱり(木原選手は)なんやかんや優しく、手加減をしてくれている場面も……してくれていない場面もありましたけど…。
木原:僕は結構手加減したんですけど、リクちゃんは結構カードを俺に使おうとしていたよね?(笑)「豪速球カード」を使ってました。
※豪速球カードは、他の社長のカードを叩き割る効果をも持つカード。失敗することもある。
三浦:「豪速球カード」を使って他の社長のカードを全部割ってやりました。でも、そのときは「豪速球カード」の効果を「誰か一人のカードを破壊するもの」だと勘違いしていて、全員のカードを壊すものだと知らなかったので…(笑)

――試合前に『桃鉄シリーズ』をプレイするようになったのは、結成何年目からどのようなきっかけで始まったのでしょうか?
木原:元々『桃鉄』は、昔からプレイしていたのですが、今シーズンは特に試合前にプレイすることが自分たちのルーティンになりました。もともと『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』をプレイしていたんですが、『桃鉄2』が発売されたというのも大きいですね。やっぱり新作もやりたいということで、今シーズンから取り入れました。
――ちなみに直近では、いつプレイされましたか?
木原:カナダから帰国する前に少しプレイしました。僕はまだ本体を持っていないので、リクちゃんの本体を借りてやっていたのですが、リクちゃんは飛行機の中でずっと自主練習をしていてちょっとずるいなと思っていました。
三浦:この日のために、フライトのほぼ半分の時間をこの特訓に費やしていました(笑)。でも負けました。

◆『桃鉄』は“私たちのルーティン”
――試合前に『桃鉄』をすると、競技にどのような影響や効果がありますか?
木原:ゲームをできている時は、精神的な余裕がある時なのかなと思っています。その余裕があると、滑り自体にも余裕が出てくるように感じます。逆にゲームをやりたいと思えなかったときは余裕がなくて、試合でも思うような成績が残せなかったりして…。試合前にゲームを取り入れることで気持ちの余裕ができましたね。
三浦:私も同じ意見で、ゲームをやれる心の状態というのが一番試合前は大切だなと思って、今シーズンは常にゲームをするようにしていました。

――お二人でプレイする時に、競技とは違ったコミュニケーションが生まれることはありますか?
木原:試合前は、絶対に僕が勝っちゃいけないルールがあるので、ちゃんと調節しています(笑)。
三浦:調節してって言ってるから調節してくれています(笑)。
木原:それは普段からやっていることなので、絆は深まりますね(笑)。

――普段のお二人の勝率は?
三浦:試合前は五分五分くらいですね。
木原:リクちゃんが最近勝つようになっている。
三浦:いやいや、そんなことない。ギリギリの戦いでどっちが勝つかという感じです。
木原:僕が勝つときはアクシデントで。リクちゃんが勝つときは、仕組まれている。
三浦:そんなことない!ビリにならなければいいという感じで2人で協力してるじゃん!!!(笑)
木原:まあまあでも、基本的にはリクちゃんのほうが勝率は高いです。(笑)

――新生活で新しい出会いが多くなる時期ですが、皆さんにどのような『桃鉄』の楽しみ方をお勧めしたいですか?
三浦:本当に『桃鉄』は、すぐに仲良くなれるゲームだと私は思っているので、皆さんも集まって楽しんでいただきたいなと思います。
木原:やっぱり『桃鉄』はみんなで集まって仲良くなれるゲームなので、新しく会った人とぜひプレイして輪を広げていただけたらなと思います。
――最後にお二方にとって一言で表すとしたら、『桃鉄』とは何でしょうか?
三浦:私たちの「ルーティン」です。『桃鉄』が試合のいい成績に繋がっているのかなと思います。
木原:フィギュアスケートのショート、フリー、そして『桃鉄』。これが僕たちのトータルスコアになってくるのかなと思います。



三浦璃来選手・木原龍一選手のプレイ動画は4月中にKONAMI公式YouTubeチャンネルにて公開予定とのこと。この記事を読んで気になったファンの方は、視聴してみてはいかがでしょうか。特に「豪速球カード」のシーンが楽しみですね。
©さくまあきら©Konami Digital Entertainment



