
カプコンおよびEsports Foundation(以下、EF)は、2026年11月にサウジアラビア・リヤドで初開催される国・地域対抗型eスポーツ大会「Esports Nations Cup」(以下、ENC)の競技タイトルに『ストリートファイター6』が採択されたと発表しました。
ENCは全16タイトルで構成される大規模大会で、2年ごとの定期開催が予定されています。主催するEFはリヤドに拠点を置く非営利団体で、毎年開催の「Esports World Cup(EWC)」の運営実績を持ち、グローバルなeスポーツエコシステムの発展を推進しています。選手がクラブではなく自国・地域の代表として戦う初の大規模定期開催プラットフォームと位置づけられており、『ストリートファイター6』部門には24の国・地域が参加します。
カプコンにとって、既存のEWCに加え隔年の国際大会にもタイトルが組み込まれることは、競技シーンにおける露出機会の大幅な拡大を意味します。
10地域で予選を実施、グローバルなリーチを確保
EFの発表によると、24チームのうち12チームは大会独自のナショナルチームランキングに基づく直接招待で、10チームは地域予選を通じて選出されます。予選は南・東アジア、東南アジア、オセアニア、北米、中米、南米、西欧、東欧、中東、アフリカの10地域で2026年6月末~7月初頭に実施される予定です。
従来の格闘ゲーム大会が北米・日本・欧州を中心に発展してきたのに対し、ENCでは中東やアフリカを含む幅広い地域に予選枠が設けられており、『ストリートファイター6』の競技コミュニティを地理的に拡大する機会となります。
累計600万本突破、間口の広さが競技人口の裾野に
『ストリートファイター6』は2023年の発売以降、全世界累計販売本数が600万本を突破しています。複雑なコマンド入力なしに必殺技を繰り出せる「モダンタイプ」操作や、視覚情報に頼らないプレイを補助する「サウンドアクセシビリティ」の強化など、従来の格闘ゲームファン以外にも間口を広げる施策を打ち出してきました。こうしたプレイヤー層の拡大が、国・地域単位で代表チームを編成するENCのような大会を成立させる基盤にもなっています。
カプコンは今回の採択を受け、同タイトルのグローバル競技シーンにおける存在感を一層高め、さらなる活性化を図る方針を示しています。


