『NTE』が生成AI疑惑に声明―使用を認めるも、背景や環境アセットのごく一部のみ

事前のインタビューでも「コアアセットやキャラクターイラストにはAIを一切使用していない」と回答。あくまでも背景や環境アセットは別という認識だった模様。

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『NTE』が生成AI疑惑に声明―使用を認めるも、背景や環境アセットのごく一部のみ
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4月29日にリリースされたPS5/PC/スマホ向け都市型オープンワールドRPG『Neverness to Everness(以下、NTE)』にて、生成AI使用疑惑を巡る声明が発表されました。

◆『NTE』を巡る生成AI騒動

『NTE』は、SF要素を交えた現代都市で生活する、アニメ調グラフィックが特徴の新作オープンワールドRPG。プレイヤーは様々なキャラクターを操作し、広大な都市を自由に探索できます。

こうした都市探索の中で、建物の看板やポスターなどに生成AIを使用して作られたと思わしきものが指摘され、ユーザー間で波紋を呼ぶ形に。特に問題視されているのは、新海誠監督の映画「天気の子」に似たポスターや、劇中コンテンツ「にくきゅう大強盗」の冒頭に流れるカートゥーン調アニメなどです。

リリース前のインタビューでは、プロデューサが生成AIについて、AIを参考用途として使っていることを認めつつも、「コアアセットやキャラクターイラストにはAIを一切使用していない」と回答。これが焦点を集め、「AIを使っていないと言ったのに嘘をついた!」と拡大解釈する声や、「街中の背景程度ならば参考用途と言えるのか」など論争になっていました。

この騒動を受けて、海外の有名VTuber・IronmouseさんがPR配信を中止。「私は絶対にAIゲームをプレイしません!」という動画を投稿し、事前に開発元からスタッフへ「AIは使っていない」と説明されたといいます。

また、『NTE』で様々なNPCボイスを担当している声優のMeggie-Eliseさんも、遠回しに「AI使用を正直に伝えていなかったゲームがありました。これが対処され取り除かれない場合、私はこのチームとの仕事を続けません」と言及

一連の出来事を受けて、生成AI騒動はコミュニティに大きく広がる形となっています。

◆AI使用を認めるも、背景や環境アセットのごく一部のみ

5月7日に発表された公式声明では、「『NTE』は人間の創造性に基づいて構築されています。あなたが体験するキャラクター、ストーリー、世界はアーティスト、ライター、デザイナーの作品です」とした上で、「AI支援ツールは、背景や環境アセットのごく一部にのみ使用され、このゲームを定義するキャラクターやストーリーには使用されていません」と説明しています。

前述したインタビューの通り、コアアセットやキャラクターイラストにはAIが使用されていなかったわけです。とはいえ、背景や環境アセットのごく一部に使用したのは事実であり、指摘された「天気の子」や「にくきゅう大強盗」については修正を行っていくとのことです。


『Neverness to Everness』はPS5/PC/スマホ向けに基本プレイ無料のアイテム課金制で配信中です。


《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

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