メトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルのゲームがあります。『メトロイド』と『悪魔城ドラキュラ』(海外版タイトルが『Castlevania』)の要素を組み合わせたジャンルの俗称で、公式では「探索型アクション」などと表現されることもあります。
能力を解放して進める場所を増やしていきながら探索していくアクションゲームなのですが、今回紹介する『Elypse』もまさにそのような作品です。
あらすじ
主人公・フェイの暮らす村では、人々が恐れ崇める奈落の底“アビス“から村を救うため、10年に1度生贄を捧げなければなりません。今年の生贄にはフェイが選ばれ、生きて帰った者は誰ひとりいないアビスに放り込まれてしまいます。
アビスの住人ニクスに歓迎された主人公は、それから10年もの間、アビスの奥深くで生き延び続けます。“元の世界とアビスが繋がる時が必ずくる“そう信じて、フェイはニクスの力を借りながら脱出を目指すという物語です。
ダッシュ&チャージ、2つの能力を強化しながら進んでいく

『Elypse』では、ダッシュ能力である「セレスティアルパルス」とチャージして弾丸を放つ「セレスティアルソーン」という2つの能力を駆使して進んでいくことになります。
「セレスティアルパルス」を使用すると、素早く移動できるほか、空中にとどまって狙いをつけた先に飛んでいくことも可能であり、さながら二段ジャンプのようなアクションができます。ただし、セレスティアルパルスは途中で止めることができないので、うっかり敵や罠に飛び込んで行ってしまう事故には注意したいですね。
「セレスティアルソーン」はチャージをして狙いを定めた先に弾を放つことができ、敵を攻撃したり障害物を破壊したりするのに使います。

本作ではこの2つの能力を強化・駆使して謎を解きながら進めていきます。
発動回数を増やすとアクションの幅を広げられるのですが、無制限に使えるということはありません。セレスティアルパルスは地面に足がついていると使用回数が復活しますが、逆に言えば地面にいないと復活しないため、残数には注意が必要です。
一方、セレスティアルソーンは、セレスティアルパルスを使用するたびに使用回数が1回復活していきます。このようにそれぞれの能力には回数の制限があり、これらの回復を意識しながら進めていくのが攻略の鍵となります。
死んで覚えるアクションゲーム
そしてこのゲームは死んで覚えるゲーム、いわゆる「覚えゲー」となっています。
本作には体力の概念が無く、トラップや敵の攻撃に当たると即死。

見えないところにあるトラップだったり、「セレスティアルパルス」で移動した先に敵がいたり、敵の攻撃が飛んできたりするなど、初見殺し的な要素にも度々遭遇します。どこにどんなギミックがあるか、どこに敵がいるかといったことを死にながら覚えていくことになります。
セーブポイントも随所にあり、難しいギミックを越えた先には多くの場合配置されているのですが、それでもやはり全体的に難易度は高く、油断しているとセーブ前に死んでしまうということもよく起こります。
また、敵キャラ・主人公の動きが少し速めなので勢いあまって落ちてしまったり、ぶつかったりという事故にも注意したいところです。
多彩なギミックと高難易度への救済
その他にも、さまざまなアクションやギミックがプレイヤーを待ち受けています。例えば「壁ジャンプ」はゲームの進行に合わせて追加されるアクションですが、舞台が洞窟ということもあり、駆使する機会が多くなりそうです。また「強制スクロール」のギミックでは、キャラクターのスピードが速めなので、瞬時に判断する力が求められます。
このように、全体的な難易度は高めですが、先述の2つの能力をベースに強化や工夫をしながら、待ち受ける困難を打破していきます。

…と、ここまで難しいという話をしてきましたが、実は本作、難易度を自分に合わせてカスタマイズができるのです!例えば、「セレスティアルパルス」や「セレスティアルソーン」を使用する際、滞空時間を無限にしてしっかりと攻撃や行き先を狙えるようにしたり、キャラクターのスピードを遅くするなど、細かい調整が可能です。そのため、ダークな世界観に惹かれた人も難しいゲームだと尻込みする必要はありません。
調整可能な高難易度アクションと洞窟を舞台としたダークな世界観が味わえる『Elypse』。PS5/ニンテンドースイッチ/Steamで発売されていますが、現在ニンテンドーeショップではスイッチ版がセール中で50%OFFの1,490円で購入できます。
セールは6月7日の23時59分までなので、気になった方はこの機会にぜひ、チェックしてみてください。



