※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。
◆『シー・オブ・レムナンツ』

NetEase Gamesが、今年2026年内に日本を含むグローバルでの配信を予定している海洋冒険RPG『シー・オブ・レムナンツ』が、中国にて先行リリースされています。PC版は7月9日から、そしてスマートフォン版は7月23日にリリース予定とのことです。
本作は、スマートフォンゲーム『Identity V 第五人格』を手がけるJoker Studioが贈る、オープンワールドRPG作品。中国国内での注目度も非常に高いゲームです。PC版の正式リリースに合わせてbilibiliで公開された20分ほどのPVは、記事執筆時点で1,070万再生を記録しています。
ただ、bilibiliやTapTapでのランキングでは現時点でランキング上位3位圏内に入っていない状態であり、依然としてモバイルゲーマーの総数が遥かに多いことが考えられそうです。
記事執筆時点では、PC版のリリースから1週間近い時間が経過していること、さらに『アークナイツ:エンドフィールド』や『崩壊:スターレイル』といった人気作の最新バージョンなどが配信された直後という事情もあるでしょう。ローンチ本番はグローバルリリースのタイミングですが、7月23日の中国モバイル版の動向にも注目したいところです。




◆『時之鐘』

TapTap、bilibiliにて、スマートフォン向けの2Dオートチェスゲーム『時之鐘』が事前登録を受付開始しています。本作は、PVPをメインコンテンツとし、PVEといったメインストーリーをサブコンテンツとした、対戦型の戦略ゲーム。いわゆる“二次元ゲーム”などに括られるアニメテイスト系の作品となっています。最近の中国アプリゲーム市場においては、明らかに数が目減りしてきた作風のため、とりわけ目を引きます。
現時点では、PV映像の公開を含む詳細なゲームメカニクスについて、判明していることは多くありません。公式の紹介によると、総勢200体ものユニット、100人のヒーロー、100種類の装備、100種類の魔法カード、5つの主要都市シナジー(絆)、10種類以上の都市国家テーマ、数十人のキャラクターとの好感度イベント、そして100時間を超えるメインストーリー...と、わかりやすく物量での紹介になっています。
リリース直後から「100時間を超えるメインストーリー」を楽しめるかは懐疑的ですが、気になる小・中規模系のタイトルが現れた気がしてなりません。




◆『紙装束9 羅浮夢』

7月16日、中国の民俗文化を題材としたサスペンスホラーパズルゲーム『紙装束9 羅浮夢』がリリースされています。App Storeでは『王者栄耀』や『デルタフォース』、『VALORANT Mobile』などを抜き去り、無料人気ランキングで首位に君臨。9作品も続いているシリーズの強さを感じさせてくれます。

本作は、昨今の運営型3Dゲームのように多額の予算を注ぎ込んで開発しているゲームではなく、イラスト主体の簡易的なアドベンチャーゲームテイストの作品です。ナンバリングの9作目になる本作も、写実に寄せたビジュアルアートを簡単にアニメーションさせる手法を用いて、ホラーの世界を表現しています。
しかしながら、本作からは遊びにジャイロセンサーやコンパス、マイクといった、スマートフォンの主要機能をゲームプレイに導入するという新しい試みにも挑戦しており、売れているからといって手抜かりがあるわけではなさそうです。そんな本作ですが、実は日本国内でも第1作目~第7作目までをスマートフォン/Steamにてプレイすることが可能です。興味のある方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。



