SCi/Eidos、経営不振で14タイトルを開発中止、270名の従業員を削減

複数の海外メディアによれば、傘下にEidos Interactiveを持つ英国のSCi Entertainmentが、経営不振から従業員の1/4に当たる270名のカットと開発中ゲームのうち14タイトルの開発中止を決定したそうです。昨年発売した『Kane & Lynch』は全世界で140万本を超えるヒットになりましたが、他の不振をカバーできませんでした。

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複数の海外メディアによれば、傘下にEidos Interactiveを持つ英国のSCi Entertainmentが、経営不振から従業員の1/4に当たる270名のカットと開発中ゲームのうち14タイトルの開発中止を決定したそうです。昨年発売した『Kane & Lynch』は全世界で140万本を超えるヒットになりましたが、他の不振をカバーできませんでした。

グループの新しい代表となったフィル・ロジャース氏は「我々が変わらなければならないのは明白です。私達は持つフランチャイズを最大化するチャンスを逸しました」とコメントし、開発中の14タイトルを開発中止にする計画を明らかにしました。これによる損失は7960万ドルとなります。

SCiは中堅のゲームパブリッシャーでしたが、2005年に自社より規模の大きかったEidos Interactiveを買収し、英国で唯一のメジャーゲームパブリッシャーとなりました。主要なフランチャイズとしては『トゥームレイダー』シリーズや、『ヒットマン』シリーズがあります。

WiiやPS3といった次世代機の普及に対応できなかったことが不振の要因と考えられます。

《土本学》

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