マーベラス、北米でのパブリッシング事業に参入―AQIと提携

マーベラスエンターテイメントは、AQインタラクティブ傘下の米XSEEDS JKS, Inc.と提携し、米国法人Marvelous Entertainment USA, Inc.を通じて北米でのパブリッシング事業に参入すると発表しました。これまでも『牧場物語』などは北米でも発売されていましたが、他社へのライセンスアウトという形を取っていました。

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マーベラスエンターテイメントは、AQインタラクティブ傘下の米XSEEDS JKS, Inc.と提携し、米国法人Marvelous Entertainment USA, Inc.を通じて北米でのパブリッシング事業に参入すると発表しました。これまでも『牧場物語』などは北米でも発売されていましたが、他社へのライセンスアウトという形を取っていました。

マーベラスでは昨年6月に発表した中期経営計画の中で「海外売上の拡大」を掲げており、このたびの提携で、今後はMarvelous Entertainment USAがパブリッシングを、XSEED JKSが販売、販促に関する業務を行うことになります。実際の展開は11月からで第1弾はPSP『ヴァルハラナイツ2』となる見通し。北米市場での「マーベラスブランド」の確立を目指していくということです。

XSEED JKSはAQインタラクティブ(55%)と代表の岩崎順氏(33.8%)らが出資する会社で、ゲームソフトの販売と市場調査を目的としています。これまでに『はじめの一歩Revolution』(Wii)、『WILD ARMS XF』(PSP)などを手がけてきました。元々、AQIの創業者である中山隼雄氏(マーベラス社長の中山晴喜氏の父に当たる)が55%を出資していましたが、昨年5月にAQIが子会社化しました。

《土本学》

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