「我々はリスクを冒せる」−EAが強気のコメント、新作にも自信
EA(エレクトロニック・アーツ)は1100名をレイオフし12のスタジオを閉鎖するなど急速な立て直しを進めていますが、EAのコーポレートコミュニケーション担当バイスプレジデントであるJeff Brown氏は「我々はリスクを冒せる」と語ります。
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Brown氏は海外ゲームサイトKotakuのインタビューに対し「我々はリスクを冒せる。なぜなら超大作がクッションとなる利益を生み出すことを確信しているからだ」とコメント。EAやアクティビジョンのような大きな会社は小さなスタジオよりもリスクを抱えこむことができるため、アイデアを持つ世界中の人々に対して投資ができるとしています。また、今年は『ダンテズ・インフェルノ(仮)』や『Dragon Age』といった革新的なラインナップを用意しており、新たなIPが落ち込むことはないだろうとも語っています。
Wedbush Morgan証券のアナリストであるMichael Pachter氏はこうした意見に反対で、「健全な考えとしてはコアとなるゲームを確立してから慎重にリスクを冒すべきである」とコメント。新規タイトルを開発するのは難しく新しいアイデアが起こしうる失敗のリスクは高すぎるので新規タイトルの本数を減らすべきだとする見解を明らかにしています。
《水口真》