【ロコレポ】第55回 ロボ娘の萌え文化を逆輸入? 海外クリエイターによる国産テイストの2Dパズルアクション『マイティースイッチフォース!』

インサイド読者のみなさま、Here we go! ゲームライターのロココ試作型です。

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『マイティースイッチフォース!(Mighty Switch Force!)』は、インターグローが11月13日から配信しているニンテンドー3DSダウンロードソフト
『マイティースイッチフォース!(Mighty Switch Force!)』は、インターグローが11月13日から配信しているニンテンドー3DSダウンロードソフト 全 16 枚 拡大写真
インサイド読者のみなさま、Here we go! ゲームライターのロココ試作型です。

第55回のロコレポは、インターグローが11月13日から配信しているニンテンドー3DSダウンロードソフト『マイティースイッチフォース!(Mighty Switch Force!)』のプレイレポートをお届けします。

『マイティースイッチフォース!』は、ロボットスーツに身を包んだ女性主人公「モニカ警部」が活躍する横スクロールパズルアクションゲーム。海外のゲームクリエイター集団、「WayForward」によって開発されています。

ドット絵の娘たちが登場する、スタンダードな操作タイプの2Dアクションゲーム
本作のストーリーは、拘置から逃れて「プラネットランド」のあちこちで大暴れしている「クレイジー姉妹」を再び捕まえるために召喚された、人工頭脳平和主義者「モニカ・ワゴン」が平和を守るために任務を遂行する……というもの。

ゲーム操作は十字キー(スライドパッド)で「モニカ警部」が左右に移動、Bボタンでジャンプが基本で、Yボタンを押すとパレットガンを発射します。上画面でアクション、下画面にレーダーという画面構成で、レーダーに表示された「クレイジー姉妹」5人を全て捕まえばステージクリア。

横スクロールのアクションゲームとしてはスタンダードなタイプで操作感もキビキビと気持ちよく、ドット絵のグラフィックやサウンドの雰囲気など、全体的に日本の80年代~90年代のアクションゲームに対するオマージュが感じられる作品です。

ブロック入れ替え機能によるスピーディーなパズル+アクション
ゲームシステムの特徴としては「モニカ警部」の「ヘルメットサイレン」による次元の「スイッチ」機能があり、Aボタンを押すことでステージ上のブロックを任意のタイミングで入れ替えることができます。

この機能を活用することでジャンプの着地に合わせてブロックを入れ替えたり、交互に出現させて先へ進んだりと、アクションだけでなくパズルゲームとしてのゲーム性も高い作品です。

国内のシューティングも手がけた作曲家による、聴き応え抜群のサウンドトラック
本作のサウンドトラックは、国内外で活動しているゲーム音楽作曲家の
Jake 'virt' Kaufmanさんが全曲を担当。Kaufmanさんはこれまでに『怒首領蜂大復活ブラックレーベル』や『魂斗羅 Dual Spirits』といったタイトルを手がけており、本作でも和ゲーテイストでどこか懐かしい雰囲気のサウンドを聴かせてくれます。こちらのサウンドトラックは現在、BandCampにて配信中(寄付制)です。

高めの難易度設定で楽しめる、横スクロールパズルアクションゲーム
『マイティースイッチフォース!』。任天堂の『メトロイド』シリーズやカプコンの『ロックマン』シリーズなど、海外でもファンが多い日本の2Dアクションゲームの影響を色濃く受けた作品で、同じファンとしてプレイ中に幾度となくニヤリとさせられました。

また、高めの難易度設定やゲームシステムなど、個人的には第26回でご紹介したサイバーフロントの『砕魂 ~さいたま~』を思い出します。ステージのギミックやアクションもよく考えられており、歯応えのあるパズルアクションゲームとしてオススメしたい作品です。



『マイティースイッチフォース!』は、好評配信中で価格は500円(税込)です。

(c)2013, WayForward Technologies, Inc. All rights reserved.
Licensed and published in Japan by Intergrow Inc.


【ロコレポ】 by ロココ試作型
INSIDEのゲームライターが3DSとiOSを中心に色々なソフトをプレイして、その魅力を伝える連載。RPGの魅力に目覚めたのは、ファミコン版『ウィザードリィ』。好みのゲームな場合にテンション上がり過ぎるのは許して…。
Twitter:@Rococo_TestType

《ロココ試作型》

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