シリコンナイツ、デニス・ダイアック氏インタビュー

PlanetGameCubeに『メタルギアソリッド ツインスネーク』を開発中のカナダ・シリコンナイツのデニス・ダイアック社長へのインタビューが掲載されています。とても長いインタビューで見所も沢山ありますが、その中でも面白そうな部分を抜き出してみました。

任天堂 ゲームキューブ
PlanetGameCubeに『メタルギアソリッド ツインスネーク』を開発中のカナダ・シリコンナイツのデニス・ダイアック社長へのインタビューが掲載されています。とても長いインタビューで見所も沢山ありますが、その中でも面白そうな部分を抜き出してみました。

デニス氏は『メタルギアソリッド』を開発する事になった経緯について、「それは『エターナルダークネス』を発売した直ぐ後でした。私は日本に居て次のプロジェクトについて考えていました。ある日、宮本氏や岩田氏と話す機会がありました。すると彼らはこう言い出しました"メタルギアソリッドを作る気はないかい?"と。私は"えっ"と思わず声が出ました。彼らは"もし君らがやりたければゲームキューブで作りたければ作れるよ?(笑)"と言います。詳細を話した後、"興味出た?"と聞くので私は"もちろん!"と答えて次の日小島氏と会いました。こうしてこのプロジェクトは始まりました。」と話しています。

また「小島氏とはビデオ会議なども使って頻繁に話し合っています。コナミからシリコンナイツに派遣されているスタッフも居ます。宮本氏も同様で『エターナルダークネス』の時のように関わってもらっています。彼らは開発に全面的に関わっていて、彼らが関わってないんじゃないかという恐ろしい噂は全くのデマです」と2人の開発者との共同開発についてコメントしています。

LANやGBA連動については「コネクティビティは利用したいと思うが、明言は避けさせてください。でもゲームキューブハードの特徴を生かした要素を使いたいと思っています。」とのコメント。何らかの連動要素はあるようですが、、、。

その他インタビューで分ったことを羅列すると、
・MGS2が含まれるという噂はデマ
・ムービーは全てリアルタイムのもの
・自社のDivXツールも利用する
・視点変更などは可能
・ディスク枚数はまだ未定
・発売はコナミから、クリスマスには出したい
・『ガイスト』のコンセプトはとても興味深い
・E3のとき宮本氏とウィル・ライト氏としゃぶしゃぶを食べに行った

デニス氏は「長い目で見てください。もちろん目の前の事も大切です、例えばE3では『メタルギア』や『パックマン』など良いゲームがあったし、『4つの剣』も遊んでみたいし、『ソウルキャリバー2』は神のゲームです。しかし長期的な視点でも見て欲しいと思います。私達は色々な事をやってきています、岩田氏は社長としていい仕事をしてきたいと思います。これからも任天堂はアグレッシブに前向きに変わっていきます。これが私からのコメントです」と締めています。

そしてそしてインタビューの中では『メタルギアソリッド』の他にも来年を目標に進められているプロジェクトがあると明かされています。『Too Human』が開発中と言われていますがこの事なのでしょうか(名前だけが一人歩きしている感もありますが、、)。気になりますね。

《土本学》

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