マリオカート快適ネット対戦は近い? WarpPipeプレイレポート
GameCubeAdvancedにて、トンネリングツールのワープパイプ(warp pipe)を使ったGC『マリオカートダブルダッシュ!!』のインターネット対戦のレポートが掲載されています。
任天堂
ゲームキューブ
対戦を行ったのは、ワープパイププロジェクトのディレクターとデベロッパーのChad Paulson氏とTushar Singh氏。Chad Paulson氏はインディアナ州ブルーミントンでアップロードスピードは256kbps、Tushar Singh氏はカナダのウォータールーでアップスピードは115kbpsという環境での、ネットを介した1on1の対戦です。
結果は、対戦全体で40fps〜50fpsを維持してプレイすることができたそうです。マリオカートは60fpsなので、約0.7倍ほどのゲームスピードを維持できたことになります。
Chad Paulson氏は、こう語っています。「興奮することに、家庭のDSLやケーブルで40-50fpsぐらいのを維持することができるベータプロダクトのリリースは近いでしょう。ベータリリースでも、まだアルファリリースのような機能的制限あるでしょうが、2004年の早いうちには完全なヴァージョン1.0をリリースしたいと思っています。1.0では、直感的なインスタントメッセンジャーと同じようなインターフェイスで、コンタクトリストやチャット、そして対戦相手をすぐ見つへることができる、といったようなことができるようになるでしょう」
レポートには、ネット対戦の様子の動画もアップされています。
同じ大陸とはいえ、国境を越えるぐらいの遠距離で60fpsにちかいゲームスピードを維持できる、ということで十分の実用性のあるものにまでできていることがわかります。ネット上のまだ見ぬ人と、2人、あるいは3人、4人でネット対戦ができるようになるのも近いのかも、と考えるとわくわくしますね。
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