『ガチャフォース』インタビュー

IGNによる、『ガチャフォース』のプロデューサーの西村ひとみさんと須藤克洋さんのインタビューです。東京ゲームショウのときのもののようです。

任天堂 ゲームキューブ
IGNによる、『ガチャフォース』のプロデューサーの西村ひとみさんと須藤克洋さんのインタビューです。東京ゲームショウのときのもののようです。




――『ガチャフォース』のアイデアはどこから思いつきましたか?じめから子供用ゲームとして作り始めたのか、ロボットゲームとして始めてそれを子供用に発展させたんですか?
西村:子供のためのゲームを作ろう、というのが最初でした。現在の市場には、アメリカにも日本にも、子供のためのゲームというものがあまりないんです。東京ゲームショウには、「キッズコーナー」というものがありはしましたが、まだ小さすぎると思います。ただ、会社が子供用タイトルをつくろうとしないんですね。このタイトルの開発にかかわったスタッフの多くは、ティーンエイジ向けの『ガンダム』にかかわっているので、じゃあ子供のための同じようなゲームを作ろう、と。

――『ガチャフォース』のシングルプレイに関して、あまり知られていません。ストーリーはどのような感じですか?
西村:主人公の男の子・コウが、ある日、隕石を見つけます。そして、Gレッドというボーグを発見するんです。そのボーグは、ぷるさとをデスフォースに攻撃されたために、地球へ逃れてきた、という。その悪のボーグ・デスフォースは今、地球を攻撃しようとしている、ということでGレッドとコウはパートナーとなり、ともに戦うことになります。ストーリーが進むと、コウは、ほかの子供たちとチームを組んでいくことになります。大人は何も出来ない、だから子供がこの地球を救わばければならない、というのがポイントですね。

――マルチプレイヤーモードでは完全に戦闘メインだということは知っていますが、シングルプレイヤーではアドベンチャー要素のようなものはありますか?
西村:ストーリーモードは、それぞれ違った複数のステージから出来ています。それぞれ、町のいろんな場所になっています。ひとつバトルをクリアしたら、次のところに進んでいく、という感じです。

――それぞれのステージで違った目標があるんですか?
西村:はい、それぞれのステージでで目標がちがいますね。ただ、ゲームの序盤では、コウと彼が見つけたボーグに関しての話になります。最初の方のステージでは、プレイヤーのボーグを強くすることのみに焦点がおかれています。

――なぜ『ガチャフォース』をゲームキューブにしたのでしょうか? ユーザー層があっているとおもったんでしょうか? 個人的に、ゲームキューブが好きだというようなことはありますか? 
須藤:任天堂は、これまですっと低年齢層を確保していますよね。なので、子供のためのゲームを作ろう、としたとき、自然にゲームキューブ向けにしようと考えたんです。ゲームキューブは、PS2と違って、低年齢層のユーザーがいると思っています。個人的には、ゲームキューブは好きです。ほかのコンソールよりいいグラフィック性能といい色合いが出るので。家では、ゲームキューブしかプレイしていません。

西村:ゲーム機に関して好き嫌いがあるわけではないです。私は「いいゲーム」が好きで、どのゲーム機かどうかというのは関係ないです。まあ、もちろん、ゲームキューブのことは好きです。特に、グラフィックを明るく多彩にできるという点で--それはこのゲームにぴったりでした。

・Arigato. Thank you very much for your time.

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