SEGA-AM2大崎氏インタビュー『VF:CG』など
GameSpyにSEGA-AM2の大崎誠氏へのインタビューが掲載されています。『バーチャファイター サイバージェネレーション 〜ジャッジメントシックスの野望〜』に関する部分もありますので、紹介します。
任天堂
ゲームキューブ
―――『VF:CG』は大きな驚きがありました。あのような新しいキャラクターを作ったのはどうしてですか
VFシリーズは格闘ゲームで、高い年齢層や長年のゲーマーには強く訴えかける力があります。しかし他の長く続いているシリーズ、例えば『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』のように若いゲーマーや初めてゲームをする人には弱いです。私たちはなんとかこのような人たちにVFを遊んで貰いたいと思いました。
主人公は以前のVFシリーズからではありませんが、キャラたちは登場します。私たちはゲームでプレーヤーがヒーローだと感じて欲しいと思います。例えば『ポケモン』ではピカチュウのようなポケモンはゲームの基礎ですが、主人公はトレーナーのプレーヤー自身です。これと同じようにVFシリーズの過去のキャラと新しい主人公の関係を考えました。
―――するとゲームは若いユーザーに向けたものになりますか
はい。ゲームは若いユーザーをターゲットにしています。セガはソニック以外にそのようなゲームがありません。他社は、例えば任天堂ならポケモンやカービィ、カプコンならロックマンのようなゲームがあります。この分野はセガが弱い部分です。
若いプレーヤーにVFシリーズを紹介することによって、今後長い間に渡って格闘ゲームを楽しんでくれる層を開拓できるでしょう。
―――GBAとの連動などは
可能性はあります。しかし需要なども考えないといけません。
―――GBAでゲームを開発することは
将来的には有り得ます。個人的にはワイヤレスアダプタにとても興味を持っています。また、私の好きなゲームも沢山発売されています。(具体的には『マリオブラザーズ3』や『テトリス』を挙げています)