コンピュータ総合学園HALがゲームキューブ開発環境を導入

ゲームの専門学校として多数の優秀な卒業生を輩出しているコンピュータ総合学園HAL大阪・名古屋は国内の教育機関としては始めてSNシステムズのゲームキューブの開発環境、SN-TDEV及びProDG Plusを導入しました。

任天堂 ゲームキューブ
ゲームの専門学校として多数の優秀な卒業生を輩出しているコンピュータ総合学園HAL大阪・名古屋は国内の教育機関としては始めてSNシステムズのゲームキューブの開発環境、SN-TDEV及びProDG Plusを導入しました。

SN-TDEV、ProDG Plusはセガやエレクトロニック・アーツなども導入しているゲームキューブ向けの有力な開発環境で、国内の教育機関に導入するのは始めてで、世界でも英国の5大学に次ぐ実績となります。既にSNシステムズでは英国で講義実施などの教育現場向けのプログラムを実施していて、米国の複数の大学でも導入の交渉を行っています。

SNシステムズ英国本社副社長で日本代表の大野智弘氏は、「昨年の株式会社セガとの技術提携に関する基本合意の発表、日本事務所機能の強化に続き、SNシステムズにとっては日本市場での基盤をより強固にする喜ばしいニュースです。2002年度の前年比400%成長に続き、2003年度も同レベルの順調な前年比成長が達成できました。今回、コンピュータ総合学園HALに導入が決まったことにより、日米欧を跨いだ産学連携の一助を担えることをSNシステムズは望んでいます」とコメントしています。

HALは「今回、SNシステムズより導入したゲームキューブ用ソフト開発環境は、最先端のゲーム企業で使用されている開発実機です。学生はプロと同じマシンで、任天堂の高性能機ゲームキューブ向けのソフト開発を学ぶことができます。また導入済みのゲームボーイアドバンス用開発実機と組み合わせて、互換性・連動性のあるソフト開発も可能となりました。任天堂およびSNシステムズのご協力により実現した、この画期的な実習機器導入を糧に、より高い実践力を持つ人材の育成を進めたいと考えています」とコメントしています。

2004年度カリキュラムの実習機材として使用されるとのことです。

《土本学》

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